💊竹風太の入院日記　12日目🙂リハビリが必要な理由

来週中に退院できる可能性が出てきた。ソーシャルワーカーとリハビリ担当の理学療法士は太鼓判を押してくれているが、最終決定は担当医なので、その判断待ちだ。

5:35　起床　【私の入院生活で、辛さの上位の一つは、寝苦しさとの闘いだ。私の場合、激痛が走るわけでも、体が固定されているわけでもないので、贅沢な悩みなのはわかっているのだが、体の向きがきまらなかったり、枕の位置が微妙にずれていたりという、客観的には考えると、小さな原因で寝苦しいのだ。】

6:10　散歩200メートル　【ついでに水とお茶を購入】

6:55　看護師さんのチェック　【体温、傷口チェック、心配事の聴取→傷にテープを貼ってあるところが痒いと伝える。今日担当医がチェックしたあと、剥がす予定とのこと。シャワーに自由に入りたいと伝える。介助無しで入れるか確認されたあと、お許しが出た。】

7:50　オシボリが届く

8:10　朝食
白菜と豚肉とパプリカの煮物
カリフラワーと人参の和え物
大根と大根の葉の味噌汁
梅ふりかけ
牛乳パック
白米
お茶

8:40　担当の先生の傷口のテープはがしと、進捗状況の説明
※以前、傷口のガーゼを取ってもらったとき、その下にまだテープが貼ってあって、いつ傷口が見えるのだろうた思ったのだが、今日はそのテープを取ってもらった。そして、傷口とご対面と思ったのだが、小さいテープがいっぱい貼られた傷口がみえるだけだ。まるでマトリョーシカのように傷口に到達しない。

9:10　自力で着替えをする

9:15-55　リハビリ　【マット上→柔軟体操、膝屈伸、股関節屈伸、腰上下、腹筋、足首屈伸、広いマット上→床からの立ち座り、危険な座り方立ち方の復習、階段→階段の上り下り、平行棒→腿上げ歩き、カニ歩き、左右足の横開き、背伸び運動、杖なし歩行の練習】

※リハビリは何のために必要なのか？
実際にリハビリを受けてみたり、理学療法士の先生に説明を受けたりして、私なりに理解した私の病気に関しての目的を書いてみる。

1)手術前、かばうように歩いていたため、筋力が落ちている。バランスを取るには筋力が必要である。
その筋力を元に戻すため。

2)手術箇所は、人工大腿骨を埋め込むため、筋肉もかなり切っている。実際にそこの筋肉を使おうとすると、少し痛い。この傷んだ筋肉が元に戻るのを助けるため。

3)人工的に作った人工股関節の受け皿と骨頭が脱臼するのを回避するための動きを学ぶため。

4)杖無しで歩く自信をつけるため。

5)手術の後、血液の流れが悪くなり、血栓ができ、他の場所に移動してそこで詰まると、詰まる場所によっては生死に関わることがある。そうならないように病院を出てからの血栓予防の運動を習得するため。

11:00　薬剤師が薬が足りているかなどのチェックに来る。

11:20　看護師さんのチェック　【血圧、体温、酸素濃度、傷口チェックなど】

12:10　昼食
鮭の焼きフライ
もやしとニラの炒めもの
カブとグリンピースの鶏そぼろかけ
春菊と蒲鉾の味噌和え
キュウイ
白米
お茶
チューブソース

※今日の料理には珍しくチューブのソースが付いていた。そのことを忘れて、鮭の焼きフライを箸で切り取ろうとしたところ、箸がバネの働きをして、カーテンで仕切られたお隣さんとのちょうど間に飛んで行った。

入院依頼初めて、あのグッズを使うチャンスがやってきた。マジックハンドである。百円均一などで見かける、遠くのものをつまみとるアイデア商品だ。

しかも、用心のため、500円も出して高級品を買ったのだ。さすがである、直径5ミリほどの小さいチューブを拾うことができた!無駄にならず、ホットした。

13:50-14:00　散歩300メートル【杖無しで試してみた。ゆっくりなら、不安はない。】

14:40-15:00　シャワーを一人で浴びる　【前回のシャワーは隣の部屋で介助の人が待機してくれていたが、今日は、今から使うと、終わりましたのれんらくだけで、自分ひとりでのんびり浴びることができた。】

15:35-45　散歩、杖無しで200メートル。

16:45-17:00　散歩、杖無しで300メートル。　【ついでに、水とお茶を購入】

17:25　オシボリが届く

18:10　夕食
鶏むね肉の照り焼き
茹インゲン
オクラと舞茸マッシュルームの炒め物
春キャベツとキュウリとリンゴのフレンチサラダ
もやしと大根と人参と油揚げの味噌汁
白米
お茶

19:00　発熱したので、解熱剤を飲む。

21:00　就寝
寝落ちする可能性があるので、早目に投稿する。

つづく