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情けは人のため為らず

オカルトとか都市伝説が好きで、よく動画を観るのですが、最近めちゃくちゃ頑張ってらっしゃるなあ、と思うのが、トクモリザウルスのヤースーさん。
お祖母様が沖縄のユタをしてらして、ご本人も霊感をお持ちの芸人さんです。

芸人さんだけあってお話も上手いですし、何よりそのお人柄が素敵だなあ、と思います。
あちこちのチャンネルで引っ張りだこでコラボされてるけど、どこ行っても面白い。相手に合わせるのがお上手なのでしょうね。その上で、相手も自分も良いところを引き出す能力に長けてらっしゃる。
ものすごく気を遣われてるのが伝わるのですが、それがまったくイヤミに感じない、むしろ心地よく感じさせてくれる、というのは凄いなあ、と思います。

芸人さんって、基本下積みが長かったり、苦労が多かったり、というイメージがあります。
その中で成功する人というのは、才能とかセンスだけではなく、円滑なコミュニケーションがとれる人なのだろうと思います。助けてくれる人が集まるというか。
結局のところは、人と人との繋がりが大切になるのでしょうね。

そんなん当たり前じゃん、という話ではあるし、芸人さんに限った話ではないのですが、なかなか難しいことでもあると思います。

たぶん、普通に生きていて、他人に気を遣っていても、それが報われるかと言えばそうではないことが多いと思います。気の遣い方を間違えてしまったり、相手に伝わらなかったり、相手がまったくそういったことに無関心だったり。
基本、皆自分が可愛いですから、他人の気遣いなど無碍にするし、踏みにじられることも、裏切られることもあると思います。
それでも変わらず、他人を思いやり続けることは、なかなかできることではありません。

成功されている人って、そういう気遣いを欠かさない人が多い気がします。
その上で、自分のことも大切にしている人。

気ィ遣いな凡人だと、心が折れてしまう。自分を大切にできないのでしょうね。


「情けは人のため為らず」という言葉があります。

情けをかけすぎるとその人のためにならないよ、というのは誤用であり、

他人にかけた情けは、巡り巡って自分に返ってくる

というのが本来の意味です。
だから他人に親切にしなさいね、ということですね。
いい言葉だと思うし、実際、仕事の現場なんかでは如実に感じることのできる言葉です。他人がやりやすいような仕事をする、するとそれが自分の仕事のやりやすさに繋がる。そういうことは幾度もありました。

しかし、なかなか難しい。心がけてはいるものの、いざ実践しようとすると、様々な障害にぶち当たるものです。
私も頭では理解していても、心がついていかずに体調を崩したりしてる訳ですが(苦笑)。

なるべく多くの人が、いつか自分に返ってくると、他人に親切にできるようになれば良いですよね。
理想論ではあるけれど、そうなれば、Win-Winで皆ハッピーになるんじゃないかなあ。

他人を大切に思うこと=自分を大切にすること
というのが当たり前の世界になったら素敵ですね。

…というようなことを改めて思いました。
私自身は何もお手本になれるようなことをしていない駄目な大人なのですが、そういう素敵な大人もいるので、これからの時代をつくってゆく若い人に伝わればいいな、と思います。

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