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I am・・・ Flora

<この記事は2月1日の軍事クーデターによって、ミャンマーに暮らす一人一人が失った日常と未来を紹介しています。>

私は21歳で大学で学びながら、会社の営業担当部門で働いています。

幸せを感じるのは言いたいことを自由に発言し、やりたいことを自由にできる時。
私の一番の思い出は大学のお祭りや式典に参加した時のことです。

でも、コロナウイルスの蔓延によって世界中の人々と同じように、私たちも生活が大きく変わりました。
自由に友だちと旅行に行ったりすることもできず、授業は全てオンラインになり、会社もリモートワークが推奨されるようになりました。

コロナ禍での窮屈な生活から解放されて、早く学校でみんなと授業を受けたい、それが私の夢でした。そして、学校で自分のキャリアアップのための知識を得たいと思っていました。

でもそんな素朴な夢さえどこか遠くに行ってしまったように思います。
私たちは自分たちの未来を本当に心配しています。

1月31日(クーデター前日)は、「もしコロナのワクチンを摂取できたら、どこに旅行に行こうか」と友だちと話し合っていました。
2月1日(クーデター当日)は、久しぶりに会社に出勤し、同僚に会おうと思っていました。


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