【デッキ紹介】旋風コンボ


はじめに

お久しぶりです。(毎回言ってる)
今回は《旋風機ストリボーグ》を主軸にしたデッキの紹介になります。

扇風機ではありません。

このカードはアドバンス召喚のリリースが墓地ではなく手札に戻る効果外テキストや、対象を取らないバウンスが出来たりと個性の強いカードです。バウンスには名称縛りもないため、複数体を並べたり一時的にでも場を離れる事で効果を何度も使用し、盤面をこじ開けていきます。
このカードを活かすための構築になります。



また、想定しているのはカジュアルな環境です。私も身内やオフ会のフリー対戦で遊ぶのに使うだけなので、勝ちを第一目標にした(と表現すると語弊があるかもしれませんが、ニュアンスは汲み取ってください)OCGでの大会環境やマスターデュエルでのランクマには不向きだと思うのでご注意ください。
レシピの欄ではカードの正式名称を記載するので、知らないカードや気になるカードは遊戯王wikiや公式データベースで確認してください。


デッキレシピ

モンスター(31枚)

旋風機ストリボーグ×3
ハーピィ・ダンサー×2
音響戦士ギータス×3
音響戦士ギタリス×3
音響戦士ディージェス×3
音響戦士マイクス
音響戦士サイザス×2
ディーヴジャン
A・ジェネクス・バードマン
SRベイゴマックス
SRタケトンボーグ
機巧蛙-磐盾多邇具久×2
竜剣士マジェスティP
エキセントリック・デーモン
壊星壊獣ジズキエル×3
怪粉壊獣ガダーラ×3

魔法(8枚)

霞の谷の神風×3
テラ・フォーミング
妨げられた壊獣の眠り
錬装融合
スモール・ワールド
アーマード・エクシーズ

罠(1枚)

フル・アーマード・エクシーズ

エクストラ(15枚)

クリフォート・ゲニウス×2
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム
奇跡の魔導剣士
電影の騎士ガイアセイバー
世海龍ジーランティス
FA-ダーク・ナイト・ランサー
FA-クリスタル・ゼロ・ランサー
エクシーズ・アーマー・フォートレス
FA-ブラック・レイ・ランサー
エクシーズ・アーマー・トルピード
ギアギガントX
サイバー・ドラゴン・インフィニティ
サイバー・ドラゴン・ノヴァ
旋壊のヴェスペネイト

ストリボーグにアクセスする動き

・クリフォートゲニウス
リンク先へモンスター2体を同時に特殊召喚した場合にストリボーグをサーチできます。このデッキでは主にP召喚をトリガーにしますが、他にもディーヴジャンの効果でゲニウスのサーチ効果を起動させることもできます。

・機巧蛙-磐盾多邇具久
着地時の効果でデッキトップをストリボーグに固定した後、他のレベル3と共にエクシーズアーマートルピードをX召喚することで固定したトップをドローできるので実質サーチとなります。これができる局面ではゲニウスのサーチを壊獣にして、相手モンスターを壊獣でリリースするかストリボーグでバウンスするかの択を選べるようにもなります。
このカード自身は音響戦士ギミックで出すことの出来るギアギガントXで既にスケールを握っている場合など、サーチの余裕がある際にアクセスできます。

音響戦士の出張ギミックの動き

音響戦士の出張ギミックは基本的に2枚初動です。
組み合わせのパターンはいくつかありますが、このデッキにおいてはディージェスの着地とディージェスのP効果発動、召喚権の温存or追加を満たせばOKです。
その動きで場にディージェスやサイザスが並ぶので、サイザスのリバース効果やギアギガントXの効果で足りないPスケールやゲニウスの素材を揃え、リンクとペンデュラムで展開します。
ディージェスの着地は、ギータスのP効果によるリクルートか素引きしての召喚、あとはあまりやりたくない妥協の動きとして、召喚権を潰してなんやかんやして神風によるリクルートなんかもあります。
ディージェスのP効果は、素引きして発動が最も強いですが、一度着地させたディージェスをギタリスやストリボーグ、バードマン等でバウンスする事でも動けます。

ストリボーグを複数回使うための動き

ストリボーグのバウンス効果は縦列を参照するため、場に出し直す際には列を意識して展開します。

・ハーピィダンサー 
場のストリボーグを戻してそのままアドバンス召喚する事で再利用できます。最初にストリボーグをアドバンス召喚する際に風属性をリリースする事で神風が起動するのでダンサーを出すのが基本的な動きです。

・音響戦士マイクス
着地時に適用される効果で召喚権を増やすことができます。前述の通り、音響戦士のギミックは2枚初動の組み合わせがいくつかある中で、パターンによっては召喚権を消費してしまう場合もありますが、その場合はこのカードの着地も絡むので問題なくストリボーグを召喚できます。
一応レベル5機械族なのでストリボーグと共にノヴァインフィニティに繋げる事もできます。
手札コストにしてから奇跡の魔導剣士で蘇生する流れも強いです。

・機巧蛙-磐盾多邇具久
墓地効果で墓地のストリボーグを再利用できます。
ストリボーグだけでなくディージェスなども対象にできるため、必要に応じて場にモンスターを供給できるカードです。
例えば使用済みのストリボーグをジーランティスのリンク素材にしてからこのカードで蘇生してバウンス効果を使用し、その後ジーランティス発動でさらにストリボーグのバウンス効果を使用、という流れができます。

・アーマードエクシーズ
ストリボーグを多用するためには手札コストも必要となりますが、アーマードエクシーズのギミックはランク3の成立からトルピードの1ドロー、フォートレスの2枚サーチ、ダークナイトランサーの1枚サルベージで計4枚分の手札コストを稼げます。フルアーマードエクシーズに関しては捨てれば強力な墓地効果を即座に発動できるので、なんなら捨てる方が強いです。
重ねてエクシーズする過程で位置を臨機応変に変更できるので列を参照するストリボーグの効果を邪魔しにくいのもポイントです。

・世海龍ジーランティス
ゲニウスはストリボーグをサーチしたら用済みとなるので、ゲニウスとP召喚した音響戦士を素材に奇跡の魔導剣士を経由することでこのカードまで簡単に伸びます。ストリボーグが一度場を離れるので効果を再利用できるようになるのはもちろんですが、ダークナイトランサーのサルベージ効果も再利用できるので実質ノーコストでストリボーグを使える回数が増えます。

スモールワールドについて

スモールワールドは音響戦士ギミックに触るために使うのがほとんどです。このデッキにおいて音響戦士ギミックで最も強い2枚初動パターンはギータス+ディージェスなので、その2種にアクセスしやすく素引きしても機能するカードが多く採用されています。

除外ゾーンによく飛んでいくカードたち
・ハーピィダンサー(レベルor属性or攻撃力を参照)
・エキセントリックデーモン(レベルor攻撃力を参照)
・機巧蛙-磐盾多邇具久(レベルor種族を参照)
・ディーヴジャン(種族を参照)
・マジェスティP(レベルor属性を参照)
・ジズキエル(種族を参照)
・ガダーラ(属性を参照)

これらのステータスを利用してデッキ内のほとんどのモンスターが音響戦士に繋がります。サーチが不要であれば基本的にスモールワールドを手札コストとして捨ててモンスターはそのまま使いますが、各種素材に使えるベイゴマに変換することもできます。

採用を迷っているカード

・惑星探査車
ギアギガントXからサーチし、P召喚に巻き込んで神風に触ることのできるカード。ギアギガントのサーチ先は音響のスケールだったりベイゴマだったりで既に選択肢が豊富なのと、竜剣士マジェスティPと役割が被っているので現在は不採用です。

・召喚師ライズベルト
風属性レベル3という活用しやすいステータスで下スケールとして代用にもなるカードなので、音響戦士の動きをしていて下スケール(ギタリス)が欲しい時に握っていればギアギガントXのサーチを他のカードに使う事も出来るようになります。レベル変更効果もギアギガントXやノヴァを作る補助になるので痒いところに手が届くカード。ディーヴジャンをP召喚できないスケールなのが少し残念です。

・ランク4
ダイガスタエメラルや電光千鳥などが主な候補。レベル4×2体からリソース確保や除去といった様々な選択肢から臨機応変に戦えるようになりますが、枠の余裕が無いため、0~2枠しか取れないとなるとその強みは薄れてしまいます。

・スモールワールド2枚目以降
このデッキは手札消費が重くて壊獣などに手札を圧迫されている状況だとゲニウスのリンク先へ2体のP召喚が難しい事もあり、そこからさらにスモワに頼るとなると手札コストの確保に苦労するのが悩ましい点です。しかし、被っても手札コストになるのと少しでも初動を厚くするためには増やしてもいいかなと思っています。
持ってないのでそのうち買います。

・亜空間物質回送装置
ストリボーグを再利用できるほか、ディージェスなしでサイザスのリバース効果を狙えるので初動を支えることのできるカードです。

おわりに

こんなところでしょうか。
マスターデュエルではベイゴマが3枚使えるのもあって微妙に異なるレシピで遊んでいるのですが動きの根幹は変わりません。ソロモードで回してみると最大で5回くらいストリボーグを使える事もあって楽しいです。一人回ししてて飽きないデッキに仕上がりました。
個人的には事故率を減らしたいなと思ってるので、初動となる音響戦士ギミックを太くしたり事故要因となるカードを削ったりしていけたらなと思っています。まだまだ研究中のデッキです。

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