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デニム・ジーンズ・ジーパンの違いは?どれが正しい?あなたは何基準?呼び名・名称の選び方①

デニム・ジーンズ・ジーパン

みなさんは何で呼んでいますか?
正しい呼び名はあるのでしょうか?
何て呼んだら良いと思いますか?

以前はジーンズやジーパン
という言い方が一般的でしたが、
最近ではデニムが主流になっています。

それぞれの違いについて整理していきます。

1.ジーンズ、ジーパン、デニムの違い

  • デニム(Denim) 
    アパレル関連会社や若者を中心に
    使われら定着している。

    そもそもデニムはフランス語で
    ニームの綾織りを意味する
    serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)
    が由来の生地の名称。

    デニムパンツが省略され、
    デニムと言われるようになった。

  • ジーンズ(Jeans)
    デニム生地のパンツの名称。

    17世紀ごろ、イタリアのジェノバから
    各国に輸出されていたことから

    Genova(ジェノバ)を表すフランス語の
    Gêne(ジェーヌ)が英語圏に入り、

    Jean(ジーン)となり、それにsが付いて
    Jeans(ジーンズ)となった。
    (諸説あり)

    ちなみに、sが付く理由は、
    2つ合わさって1つとなる物には
    複数形のsが付くからだそう。

    pants(パンツ)、socks(靴下)、
    scissors(ハサミ)、glasses(メガネ)、
    と同じだ。

私が子供の頃は「Gパン」と
大きく書かれた看板のお店が沢山あった。
  • ジーパン(Gパン)
    たぶんジーンズパンツの略称。

    中年から上の年代で使われ、
    上の年代ほど馴染みがある。

    これがなかなか興味深い名称で、
    ジーンズという名称だけで

    パンツの意味も含まれているのだから
    パンツが重複しているように思える。

    Jean(ジーン)はデニム同様
    生地の名称でもあるので、

    同じく生地の名前のパンツである
    Chino pants(チノパンツ)みたく、

    Jean pants(ジーンパンツ)の略で
    ジーパンとも思えるが、

    だとすると、略称は
    Jパンになるのでこの説はナシ。

    調べてみると、そもそも
    ジーパンは和製英語だそうで、
    (チノパンも和製英語で正しくはチノーズ)

    単にジーという発音から
    Gを当てただけっぽい。
    (諸説あり)

ジーパンと言ったらやっぱり松田優作!


2.では何て呼ぶか


デニムはそもそも、
パンツじゃなくて生地の事じゃん!

とも思うが、それを言ったら
ケータイ(携帯電話)だって同じ。

でも生地なのか、パンツなのか、
間違いや誤解を招く可能性がある。

ジーパンは若者の間では
ほとんど使われていない。

古い言い方だとか、
死後だと思っている人もいる。

和製英語なので海外では通じない。
でも使っている人は結構多い。

ジーンズは語源、言葉の意味合いが明確で
最も語弊がない名称だと思う。

普段ジーンズとは言わない人でも
人が使っているのを聞いて違和感はなさそう。


さて、みなさんは何て呼んでいますか?
そして、なんで呼ぼうと思いましたか?

私は今までもジーンズと言っていました。
改めて考えましたが、

「基本的には」
ジーンズと言うことにする!

なぜ「基本的には」なのかは
また次回お伝えします。

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