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Forgiveness

今日はオフィスでお仕事。

ランチはひさびさにボスと一緒したらご馳走してくれた。
ストリートではなくレストランで食べるタイ料理はそこそこ高くて1000円弱はする。バンコクは、日本から見てるイメージよりはけっこう物価が高い。屋台とはまた違った美味しさで、幸せなひとときでした。

おうちに帰ったら即行でお引越にとりかかる。
引越といっても同じコンド内で部屋を変わるだけなんだけど、それでもパッキングとかはやらなきゃだし、そこそこ面倒くさいっす。
適当にビニール袋とかに詰めた荷物を台車でせこせこ運び出す。
今日から週末まで、毎日ちょっとずつがんばるぞー。

バンコクにきてからは2回目、日本にいたときから数えたら何回目だろう?
そんな引越好きとかではないけど、転職等でやむをえず移動とか、なんだかんだで10回くらいはしているはず。
日本と比べると、家具が部屋に備え付けなので荷物だけ運べばよいのは便利ですね。

と、ここで最近食べた中で、1番おしゃれなものの写真をあげてみます。

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上が1000バーツぽっきりのアフタヌーンティ。約3400円。
日本でこういうオシャレなところに行ったことがないんだけど、5スターホテルの最上階でこの値段は友人に言わせるとかなり安い方らしい。
いや私とかかーなり場違い・・と思いつつ、滅多にない体験で楽しかったです。

下が、近所のバーでちょっと一杯飲んで帰ったときの。
クラブが併設されてるので後ろで音楽がガンガンにかかっていて気持ちよかった。
1杯飲みほし、この後タイ人女性の輪の中に入って踊っていたら・・・珍しく酔いが回って足元がふらつく。
親切なファラン(タイ語で西洋人)がこっちにおいでとテーブ席へ案内してくれたので、お言葉に甘えて座席で爆睡。しばらくして目が覚めて、幸い家が近かったので、コンドの入り口まで送ってもらってなんとか帰宅。

昨日誕生日だった日本の友人にメッセージを送ったら、「ありがと!40代、不惑に突入したよー! 最近まさに不惑でさ、めっちゃ安定しているよ。」と返ってきた。
不惑かあ。四十にして不惑って、高校生の頃、漢文の授業で出てきたやつ。

あの頃想像していた40代って、いやもう想像すらできないくらいの遠い未来だったと思うけど、最低でも結婚して子供が二人はいて毎日お弁当作ったりそういう生活をしていると思っていて、働きたくもなかったしキャリアなんて考えたこともなかったし、間違っても一人で海外に住んでふらっとクラブに行く週末を過ごしているなんて誰が思っただろう。
私もお母さんも当時の彼も想像しなかったはずの未来が現実となっている。

実はここしばらく、メンタルが不調だった。
心が壊れそうに辛くて、友達に話すだけでは飽き足らずカウンセリングなども受けてみた。飲み会の後に一人でバーで飲んでみたり、お酒の量も増えたと思う。

カウンセリングや、心理系のブログや本を読み漁ってわかったことは、
叶わない思いにしがみつく原因の一つに、自己愛が足りないことがあげられるそうだ。
私の場合はどうだろう。たぶん愛がないわけではないと思うけど、そうだ一つだけ、思い当たる。

どうしても許せないというか、後悔していることがある。
もっとこうだったらと今でも自分を責めていて、そしてそれはもう、取り返しようがない過ち。

しょーもないことなんだけど。好きで尊敬してやまない人を、自ら手放してしまったこと。振られたんじゃない、自分の恐れから。当時の自己否定感たるやもう相当なものだったから、こんな私なんかいつか必ず愛されなくなるに決まっている。彼は浮気するに決まっている。。。という恐れから、自分が先に浮気すればいいんだなどという意味不明な行動に走ってしまった。
メンがヘラっていたとしか思えない、もう穴がなくても掘って隠れたいような過去。そして、親からも受けたことのないような彼の全身全霊の愛情を、自ら裏切ってしまった。
彼を傷つけたこと、自ら手放してしまったことを今だに後悔しているし、あの時の自分を今でも責めている。20年経った今でも。

人を信じることも自分を信じることもできない自分。

そう、そして結局そのまま不惑の年齢になってしまった。

だけど、ゆるさないとな、と思う。
メンがヘラってふらふらと他の人に釣られた自分も、人も自分も信じられない自分も、しょうがないからもう一緒に生きていこうねと。
おまえのせいで今あの人が隣にいないんだよぉぉ!と今でもガンガンに自責の声が聞こえるくらいなので、こんな声を聴き続けながらよく何十年も過ごせたな頑張ったねと言ってあげたい。

いまはどんな大切な他人より、自分に愛情を注いであげないといけないな。

ちゃんと手放そう。
私は十分がんばってくれたし。いつも私を支えてくれてありがとう。



明日へつづく。







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