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江戸時代にあったウーバーイーツで稼ぐビジネス

コロナ禍になって増えたのが、デリバリーフードですよね。
うちでも時々ピザを注文したりすることがあります。

そして、スタバでコーヒーを飲んでいても、マクドナルドでハンバーガーを食べていても、ウーバーイーツの配達員がやってきて、デリバリーに向かう姿は、もう日常になりました。

このウーバーイーツは最新の働き方のように思っていたのですが、実は300年前の江戸時代にもこのスタイルで働く人がいました。

今日は

江戸のギグワーカーが始めた身軽に稼ぐ、と
現在のウーバーイーツで手早く稼ぐ、を比べていきます。

江戸時代活躍した人を「棒手振(ぼてふり)」と呼んでいました。
でも今のデリバリーとは少し違うところもあったのです。

そこで分かりやすく

*ウーバーイーツと棒手振を比べる
*今どきの「ウーバーイーツ」を知る
*デリバリールーツ「棒手振」を知る

とみていって

300年前から個人事業主のマインドでビジネス展開をしていた。
デリバリーは身軽に稼げるが、起業を目指す人の資金とリサーチになっている!

という特徴をお伝えできればと思います。

ウーバーイーツ私がやるとつまみ食い衝動との戦いになると思っています、、、、

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*ウーバーイーツと棒手振を比べる

自分の器量で手っ取り早く稼げるという点では同じようなのですが、時代背景を受けて違うことも多々ありました。
早速、ウーバーイーツと江戸時代の棒手振を比べてみましょう。

商売道具を比べてみる

ウーバーイーツ
自転車・保冷リュック・スマホ

棒手振
てんびん・棒・籠

自由度を比べてみる

ウーバーイーツ
登録まで3日間配達エリア・時間・お店は自由

棒手振
幕府に届け出制。自由に仕入れて売り歩く

働き手を比べてみる

ウーバーイーツ
地方出身者、学生、外国人が多い

棒手振
江戸で一旗揚げたい独身男性メイン


*今どきの「ウーバーイーツ」を知る

今や日常となっているウーバーイーツですが、ルーツはもちろん配車サービスのウーバーから派生したビジネスです。

2014年8月、カリフォルニア州サンタモニカで、「ウーバーフレッシュ」という名称でサービスを開始しました。翌年に現在の「ウーバーイーツ」と改名しました。
日本への上陸は2016年です。

コロナ禍で人との接触を減らすことで感染を防ぎたいというニーズと、レストランの営業規制が重なって需要が大きくなった事業です。

メジャーになってライバルも

1999年同業の出前館も加盟店が今年70,000店と伸ばしています。(2019年は20,000店)
最近はコマーシャルでもアピールしていますね。

2012年ドイツで生まれたフードパンダも2020年から日本での運営を始めています。

デリバリー業界全体で伸びています。

コロナが追い風で需要増

ウーバーイーツは2016年日本上陸時は登録160店でしたが、現在は13万店以上と本当に大きく成長しました。

それはコロナ禍で配達需要が高まるものの、自社の従業員が配達する事は人件費等を考えても難しいところも多いが、自分のお店のフードを食べてもらわないとコロナ後の来店に結びつかないと考えるレストランのマインドも作用したのではないか?と思います。

柔軟性を持った働き方で支持

働き方次第では高収入も夢ではないという所が面白く、日経新聞には月100万円近く稼ぐ強者もいたそうです。

1日拘束されるわけではなく、あくまで自分の隙間時間を活用できると言う柔軟性が魅力であることは間違いなさそうですね。

*デリバリールーツ「棒手振」を知る

一方で江戸時代にデリバリーサービスがあったことには驚きでした。

庶民が都市で簡単に営むことができる商いであり、万治2(1659)年、幕府が「振売札」(棒手振の許可証)を発行した時点で、江戸だけで約5900人いた。
但し許可証には課税されたので、無許可の闇営業も多かったみたいで実際はもっとたくさんいたようです

ニーズを満たす小売りビジネス

日本橋など中心地でビジネス展開していました。まさにウーバーイーツと同じですね。

そしてそのスタイルは昭和まで行商人のスタイルとして受け継がれていったのです。

100万人都市江戸で需要増

なぜ、江戸に集中したかと言えば、水運や土木工事、又は、火事の家屋普請で多くの働き手を必要としていて、その需要に合わせて出稼ぎなどで働く人も多かったからです。

一人暮らしの人などに出来あい需要がアップしていて、蕎麦や魚を売るだけでなく、下駄の修理で単価アップを狙う人もいたりして、まさにビジネスの創意工夫が行われていました。

資金をもとに屋台を購入

時にスキルが無くても、体一つで稼げるビジネスではあったものの、かなり重たい棒と籠に積んだ食品を歩いて売りさばくには、かなりの労力がいりました。

決して楽な商売ではなかったものの、親方に籠や天秤など商売道具を借りて、仕入れ代金も利息を払って1日7000千円の利益を得ていたそうです。

そして、その売り上げを貯めて屋台やお店を購入する個人事業主のマインドで重労働をこなしてきたとの事でした。

ウーバーイーツで働く人も、どんなフードがどんな家庭にニーズがあるかなど自分でマーケティングリサーチを行いながら独立を夢見ながら働く人もいるそうです。

デリバリーは身軽に稼げるが、起業を目指す人の資金とリサーチになっている!

単純な仕事も視点を変えれば、将来自分が運営するビジネスのチャンスを生み出してくれる。

アメリカ生まれのウーバーイーツがアメリカンドリームに江戸時代から培った起業精神が重なれば夢が叶えることが出来ると思いました。

#ウーバーイーツ #デリバリー #ルーツ #ギグワーカー #江戸

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