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ローソン10分以内に宅配サービス

新聞でローソンの100%子会社であるローソンストア100は2月25日、OniGOの運営するダークストア「OniGO」との協業を開始したと報じられていました。注文から僅か10分で商品を届けると謳っています。

これにイオンも参入してきてこちらは取扱い品目が1万点で30分以内のお届けになるそうです。

なぜ今、配達サービスにどんどん参入が広がっているのでしょうか?

それは、コロナ禍やDX化でわざわざ自分が出向いて時間労力を使い重たい荷物を毎日持ち帰ることへの見直しが出来るようになったからではないでしょうか?

今日はそんな新しいサービスを

*ローソンストア100ダークストアOniGOと協業開始
*イオンリテールも最短30分の宅配開始
*ネットスーパー国内市場の伸びは
*短時間宅配の課題とは?

とみていきながら

小売りの価値が品ぞろえや価格から配達スピードへ、課題はコスト

とこのサービスの未来について考えてみたいと思います。

*ローソンストア100ダークストアOniGOと協業開始

まずは「ローソンストア100中野中央店」(東京都中野区中央1-21-2)にて実証実験をスタートしました。

店舗オペレーションや顧客ニーズなどを検証して、2024年度内には100店舗への拡大を目指す計画です。

サービス受付時間は8時から23時とほぼ1日中です。

商品は店舗から半径約2㎞以内の住所へのクイックな宅配が可能で、注文可能商品は青果、精肉、日配食品、冷凍食品、弁当、惣菜、すし、パン、デザート、菓子、飲料、酒類、日用品など700~1000品目とかなりの種類をカバーしています。

販売動向を分析しながら随時、品目や品数を見直すそうで「酒類」の取り扱いは4月中を目途に開始予定です。

現在、ローソンストア100では128店舗でフードデリバリーサービス「Uber Eats」を採用していますが、単身者のお弁当屋や総菜が中心なので、別の層の顧客を取りに行く事が目的です。

*イオンリテールも最短30分の宅配開始

一方で、スーパー大手のイオンも宅配サービスを始めています。

セールスポイントとしては
便利としては3つ

おうちに届けてもらえてラクラク!

として生鮮食品だけでなく日用品なども含めてサイトでは3万点を扱うとありました。
重たいお米や缶、油や牛乳など液体商品、かさばるティッシュやトイレットペーパーを持ち歩かなくて済むことは魅力です。

最短当日お届けで雨の日も便利!

では、時間指定配達や予定のある日も都合に合わせて配送できる便利さを紹介していました。
店舗カウンターやロッカー、車に乗ったままの受け取りも可能でその場合は配送料などはいりません。買い物やレジ待ち時間を解消します。

スキマ時間で買えてお買物時間の短縮!

としては、スマホやタブレットなどでいつでも簡単に注文できます。会社帰りに注文しておいて、帰宅と同時に受け取るなんてことも可能ですね。

安心では

いつものイオンからお届け!
売り場のプロが新鮮な商品をピックアップ
新鮮なお魚、お肉も安全にお届け!

と挙げていて、

イオンの実店舗から商品を配送すること、
販売員が売場から責任を持って商品を選ぶこと
配送の際の保冷剤は配送ボックスの消毒など衛生管理に十分配慮していること

で満足いくサービス提供を約束していました。

*ネットスーパー国内市場の伸びは

ネットスーパーは2000年以降、実店舗とのすみ分けを図りながら堅調に市場拡大してきたものの、収益性に問題があり、企業によっては事業の見直しや縮小などがみられました。

しかし、2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、買い物を含めた外出の自粛によりネットスーパーへの注目が高まりました。

参入各社がネット対応を強化したことから、市場は2019年度と比較して26.7%増の2,990億円と大きく伸びたのです。

2021年以降も小売業態のDX化が進んで、ネットスーパー専用の物流倉庫開設によるロジスティクスの強化や取扱品目数の増加などにより引き続き市場拡大に向かいました。

規模は22年度に3550億円に達する見込みです。

*短時間宅配の課題とは?

各社のネットスーパー事業の規模はここ数年で拡大してきましたが、現在最も大きな課題となっているのは、収益性です。

店舗で従業員が商品を集め、梱包して配送するというビジネスモデルでは、これまでのセルフサービスとは異なり、企業側が負担するコストが大きくなるからです。

それゆえ、オニゴーのダークストアも現状3店舗だけに留まっています。

一方で、資金力があるイオンは投資を加速しています。

23年大規模物流センター開設を予定していて、
25年度までに現状売上の10倍である1兆円を目指しているのです

小売りの価値が品ぞろえや価格から配達スピードへ、課題はコスト

ただ、最近はウーバーイーツなど配送サービス利用が増えるなかで、店舗と配送では料金が違う事、つまり費用を一部利用者が負担することも受け入れやすくなってきたと思います。

必要なコストは消費者負担で事業存続がいいのかもしれませんね。

便利はお金で買うものですから。

アメリカでの宅配サービスの例です。

#ローソンストア #宅配サービス #ダークショップ #イオン

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