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TOEIC300点台だった僕が海外事業の立ち上げができる理由

こんにちは、竹本将太です。
大学入学してすぐに行われたTOEICで300点台を叩き出し、教授にどうやって大学受かったんだ?と言われた僕ですが、単独マレーシアで事業立ち上げするぐらいには、英語を話せています。
スペインでサッカー選手をしていた頃は、センターバックという指示を出すポジションで全試合フルタイム出場していました。大学のスペイン語の授業は2年で取りきれずに3年かけたにもかかわらず、です。

なぜでしょうか。
方法論としての答えは、ただ「分解して不要なことはやらない」だけです。
これだけでおそらく1ヶ月あればあなたはすぐにグローバルで英語を駆使して仕事ができます。

僕が海外で仕事をすることになり、よく「英語できるの?」と聞かれました。YES or NOで答えたら、YESですが、TOEICでも600点台レベルだと思います。

「ビジネスレベルの英語力」としては不十分です。
そこで僕が取った方法は、「ビジネスで使う英語力」を養うことでした。

わかりやすい事例でいうと、いわゆる単語帳を001~999まで暗記するのではなく、自らの業界で使う単語だけを丸暗記しました。
もちろん最低限の文法知識などは必要ですが、中学英語ができれば問題ありません。
僕の場合は、IT業界・飲食業界・物流業界が主戦場なので"wholesaler","stock taking","consolidation"なんて単語や用語を詰め込んでおけばいいわけです。
サービス説明は日本語の提案書をDeepLとGPT噛ませていい感じにして、できあがった文章を100回音読・暗唱して丸暗記。
実際の商談で聞かれたことはメモしてパターン化し、次からは聞かれた質問に答えられるよう丸暗記しました。

「ビジネス英語力」となると高いハードルに感じますが、自分が必要とする「ビジネスで使う英語」とそれ以外で分解し、それ以外を捨てることで、ハードルを低くしました。

その甲斐あって、現在サービス提供している顧客は全員マレーシア人かインド人で、日本人は一人もいませんが、なんとかやれています。

スペイン時代も同じでした。日常会話より、プレー中やミーティング中の会話の方がしゃべれました。単語も文法もそこに特化して覚えていたからです。

同僚に、P/Lを読めるようになるために、財務会計の分厚い書籍で勉強して資格を取るぞ、と意気込んでいる方がいたので、「とりあえずYouTubeで基礎だけ学んで、自分の会社の財務三表を理解できるようになるだけで十分では?」とアドバイスしたことがあります。
謎の例題で学ぶより、自分の会社のデータで学ぶ方が生きているし、財務のプロを目指すわけでないならそれで十分です。


英会話でもビジネスでもサッカーでも、高いハードルのように感じることでも、要素で分解してみて、必要なものだけ選び取り、不要なものは捨てる。
それができるようになると、ずっと効率良く学び、成長でき、結果が出せると思うので参考にしてみてください。

サポートいただけるとそのお金が僕の筋肉とエネルギーに変換されます。ありがとうございます!