ライブ集客向上STEP1クリアの道(前編)


アーティスト活動で1番の最初の地獄

ライブ活動をするアーティストが1番初めに越えなければならない地獄が「STEP1期」これ補足というか前記事で言うとこの
1人なら6人、トリオなら18人、5人編成なら30人。
これが素人が集客できるMaxレベルだと思う。
もちろん地元の人気者だったり学生だったりでこの数を超えちゃう例外もあるが、一部の例外を除けばこんなもん。
これが基本的な限界集客力。
まぁこれを超えてからはじめて素人ではなくなると私は思う。
もちろんどんなアーティストだって最初はファンなんていない。
それでもライブ活動はしなければならない。
「音楽でメシを食う」なら活動するライブハウスで
どう扱われるのかでアーティストとしての運命は変わる。
地元のライブハウスでアーティストとして基礎体力をつけてから拠点とするライブハウスで活動するならば異なるが、そうじゃない場合には
『ライブハウス側がこのアーティストには価値がある』
と思われなければ待つのは冷飯食い。
ライブでの集客はチケットノルマがあるならノルマ数以上。
1人なら6人、トリオ以上なら18人は集客したい。
それくらい集客してライブハウス側は
「このアーティスト、ぼちぼち呼ぶな」ってイメージ。
運が良ければ対バンが全然集客出来なくて好印象だったりすれば良い。
ただ現実は例えば初回は全員が友人や知人での集客。
それは仕方ないことである。
これをライブやSNSなどで集客数ではな集客割合を変えていくという作業が必要なのである。
「地元のライブハウスで地道にチカラをつける」という選択肢か中心地区のライブハウスで「最低限集客できる」というイメージ以外でライブハウス活動で良いブッキングを得ることは難しい。
STEP1期に中心地区でライブ活動する場合には「最低限集客」する以外には価値はない。
この場合には「知人の協力」としてファンではなく、応援してくれる身内として足を運んでもらうしかない。
しかしこの場合は、集客できるアーティストとして集客できるアーティストとの対バンが得られることがある。
これでガラガラの対バンばっかだったら文句を言って良い。
そして集客できるアーティストと対バンさせてもらえる。
だって、ぼちぼち集客できるアーティストは逃したくないから価値あるのよ、雑魚いバンドにも対バンさせて搾り取れるし(笑)
このSTEP1期、最初は100%が身内。それをMax2年かけて90%をファンに変えて行く作業が必要なのである。
月1回のライブ活動ペースなら月に1.5人ファンを作れば良い。
もちろん実際には入れ替わりもあるし、そのライブの日に来れない人もいるから、1.5人ではダメだが実はその程度のことであるが実は大変。
これ1人6人という設定の通り直接コミュニケーションで維持できる人の人数って6人がMaxなのよ(笑)ようは安い安直な色恋集客できる人数は1人6人。これホストとかでも優秀なヘルプがいて大人数集客維持できるし人気者ほど軍団化してる。色恋集客だろうがなんでも良いがライブハウスブッカーにとって大事なのは
『集客力のあるアーティスト』
 ノルマがあろうがなかろうが集客力のないアーティストは残念でしかない。
逆を言えば集客力があれば、多少我儘でも許される。
STEP1期のアーティストに必要なことは何か?
もちろん良い楽曲、パフォーマンス、演奏力も大事だが最初は
「ライブにその人の居場所があるか」ということ。
悲しいことに最初は音楽じゃない。
もちろん音楽好きだしライブ好きなのだが『心地よい(楽しい)居場所』であることだけが必須なんだと思う。
変な言い方だが最初は身内、次は応援団みたいなもので実はSTEP1期の最初は身内の延長上にはじまって、その次にファンが生まれるのが通常。
しかし、その順で育つアーティストとそのサポーターは鉄板になれる。
もちろんアーティストが勘違いしないことが大前提だけど。
逆に何年活動してても身内ばっかだったり対バンしてた人ばっかのアーティストには未来はない。
3年とかやってたらマネージメント的には「解散したら」となる。
趣味ならいいけど(笑)
コロナ前なら『路上ライブ』が一つの新規獲得の方法論だった。
近年、路上ライブには価値が見出されエリアの集客のために路上ライブをやってるとこは多いが、実はこれも難しくて「路上ライブ会場に行けばただでライブ観れるしかまってもらえる」というお客さんが増えて有料顧客に繋がらないという現実も芽生えてもいる。
ではどうすべきか?続きは別機会の後編で



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