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ディストラクションペキン

120円になりまーっす。って何でこんなやっすい値段で売ってくれんのマジ良心的だね。そんな君が世紀末を生き残る事を祈ってるぜ、OH!お釣りを貰いそこねた。だけど、釣りはいらねぇみたいな速度で出て来ちまったから、バツが悪くて仕方ねぇ。

ま、良いのさ。今日の俺は非常に上機嫌。なんてったって世紀末。みんなタピオカなんてちゅるちゅる吸って全く気付いてねぇけど、バリッバリの世紀末。気付かねえテメェは上空から降り注ぐ植木鉢にてどたまかち割られて幸せな人生を終えろ。俺は生きる。

というわけでね。強盗に向かおうと思ってる。
俺が狙うのは勿論、本間ダイスケとかいうクソみたいな奴が音楽をやる傍らで営む中華料理店、ディストラクションペキンだ。

そう、チャンスは1度きり、本間ダイスケがご案内しに間抜けな声をあげたその瞬間、俺はスマホを取り出す動作に見せかけて、120円で購入致したターボライターをファイアフルバーストにしてなっさけない本間の眼球にブチ込む。ああっ!なんて仰け反った瞬間、レジ横の火災報知機ボタンを、バーン!強烈な音圧の中で、冷静に本日東急GODHANDSで購入致したげんのうを叩き込む。うわぁ。

午後13時、この時間は奴一人、うまくいけばレジの金引っ掴んで逃走後、東急GODHANDSにて更なる武装を行う。幸いレジスターと火災報知機は入口にある。かましたるわ本間ダイスケ、と思ったら。ディストラクションペキン上空に煙が、えっえっえっ何何何、俺は冷静に119番、火災です。住所は凶谷区浮世橋町参七、八、ディストラクションペキン、スマートフォンを疾っと切り、店に向かう、店前でオロオロ泣く本間、馬鹿野郎てめぇ消火器はどこだ、俺は向かいの精肉屋、肉の吽ちゃんに走り、消火器を借りる。よし、安全ピンを抜き、暗雲立ち込める室内に向けて噴射、泣いてばっかりでマジ役に立たない本間、もう一本の消火器を抱えて走る、猛牛吽ちゃん。

そう、ここから俺たちの本格爆裂猛虎中華飯店、ディストラクションペキンは始まったのだ!

【続かねぇ】

サポートはお任せ致します。とりあえず時々吠えているので、石でも積んでくれたら良い。