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犬は蛇を含む、虎は犬も蛇も含む。

普段から下書きを貯めるタイプで、種を短い時間で数多く作って、それぞれちょっとずつ書き進める形で、noteを書き進めています。

例えば問題が起こったとする。大半の人は仕事で、また大半の人は恋愛で。おおよそその問題ははケースバイケースで、大体我々は二項対立で考えてしまう。善悪、メリット・デメリット、本能対理性、男女、雇用者vs被雇用者、上下関係。
そういうの自分の意見を形作るには非常に楽、というかそのどっちかに所属しないと、片付かない問題ばかりで、我々は日々それに思い悩む。

本当は気づいている人も多いのではないだろうか、これらの諸問題は、二項対立ではなく、とある一つの概念に含まれていることを。
例えば、雨と晴天、それって天気の中に含まれているただのカテゴリーで、もっと言えば、雲の調子による。雲の密度が濃ければ雨、密度が中濃であれば曇り、薄ければ晴れ。そんなものに一喜一憂してるのが馬鹿馬鹿しく思えてくる。

難しい話をしました。正直自分はかなり理屈っぽい。なので、たまに真面目な話をされると、論破しにいってしまう。ただの雑談であれば、適当に流す。でも、真面目な話に安易に共感することは意識的にしないようにしている。この論破する、とか安易に共感しない、とかの中に、私は明確に蛇を含ませている。蛇って何ですか?と言われると小一時間かかるので割愛しますが、要するに人間は外部からの刺激に対して、必ず爬虫類の脳が反応する。爬虫類の脳って何かっつうと、攻撃本能、自己防衛本能らしく、これがおこという反応で出てくるらしい。これ、7つの習慣で言ってた。

えっ?攻撃すんの?相談されてるのに?なんて言われても反論できぬ。けどね、この蛇に関しては静まるまで待つ、とか言い換える、とかしか対処法がなくって、実は自分の中にどんどん溜まっていく。これすべ黒の中でも触れた。これどうしようと我々は悩み、運動したり、絶望したり、喫煙したり飲酒したり執筆したり読書したり相談したり恋愛したり悪態ついたり睡眠したり、尻尾切って切って切りまくって最後酒に漬けてこうして蛇昇天。

そんなんもう待てなくてね。だから放つときに、放ちます。あとできるだけ自分の中の蛇には誠実な対応をしたい。だからこの蛇、について書く記事が自然と多くなる。あとかわいそうだしね。蛇。表紙をこれにしたら余計そう思います。

書かない数日間のうちに、何匹も蛇を見たし、蛇の尻尾切りも見ました。放っている人もいた。食われる人もいた。マジで地獄。スネークアイランドオブジャパン。

で、冒頭に戻る。地獄も天国も世界に含まれていて、蛇も神聖な生き物と、拷問の道具といろんな側面がある。だから今日から蛇を見てほしい。スマホロック画面とかにしなくていいから。

サポートはお任せ致します。とりあえず時々吠えているので、石でも積んでくれたら良い。