自伝”光の啓示”「第3章 フランクフルトへ」
こんにちは、現在は世界初の新技法「ホログラムズコラージュ」のパイオニアとして活動しているTakayuki Hibinoと申します。
定期購読マガジン「光の啓示」では、1989年の夏、私がアート活動を始めたきっかけになった光の啓示から現在に至るまでの経験や出来事を記憶にある限り綴っていく実話です。
世界情勢が急激に変化していく中で、16歳からきびしい世の中をサバイバルしてきた私の経験が少しでもあなたにお役に立てれば幸いです。
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第3章 ロンドンへのつづき フランクフルトへ
ロンドンの滞在も終わり、次の地ドイツに向かうために
ヒースロー空港に向かった。
格安航空券のためにまずは、フランクフルトに向かうことになり、
その後はベルリンに向かう。
ヒースロー空港についてチャックインしようとしたら、
空港が違うと言われた。
えーッ!ヒースローじゃない?
どこの空港。
ロンドンには空港が5つあるが、
二番目に大きいガトウィック空港からのフライトだった。
ヒースロー空港からガトウィック空港への
最短の移動方法はタクシーしかない。
それでもフライトに間に合うかどうかだ、
ガトウィック空港へ今から向かうことを航空会社に
連絡してもらい、急いでタクシーを走らせた。
ロンドンの国際空港はヒースローという思い込みは
よくない、よぶんな時間と失費は痛い。
しかし、途中の景色が楽しめたので、
まあ、よしとしよう。
ガトウィック空港に着いてからがまたトラブル。
インド人と日本人のあやしい2人づれに見えたのか
荷物検査にひっかかったのだ。
これがまた大変、なかなか終わらない。
バックから荷物を全部出し、
ひとつひとつ説明して、
やっとの思いで検査を通ったのがいいが、
そうこうしているうちにフライトの時間も過ぎ、
とうとう乗り遅れてしまった。
結局次の便に乗り換え手続きをするはめに、
無駄な時間を取られることは、精神的につかれる。
もう踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
そんなこんなで、ドイツ入りフランクフルトに着いたのが
午後20時を過ぎていた。
ロンドンに比べて気温が低いのか、さらに寒い。
しかも雨・・・。
雨が降る中、まずは宿探しだ。
行き当たりばったりの
ナレンダー式の旅もだいぶ慣れてきた。
今日は散々な目にあったが、これもいい経験だろう。
インドからトラブル続きだが、
ものは考えようで、そのぶん鍛えられスキルアップできた。
ドイツ料理はうまいのだろうか、
明日は、フランクフルトを探索がてら、
ベルリン行きのエアチケットをブッキングして、
はやくベルリンに向かいたい。
それにしてもナレンダーのポジティブな性格がうらやましい。
今日のトラブルはもう忘れて、
ベットに横たわり眠りに着いている。
つづく
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