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光の啓示「第2章 霊能者あらわる!」

こんにちは、現在は世界初の新技法「ホログラムズコラージュ」のパイオニアとして活動しているTakayuki Hibinoと申します。


定期購読マガジン「光の啓示」では、1989年の夏、私がアート活動を始めたきっかけになった光の啓示から現在に至るまでの経験や出来事を記憶にある限り綴っていく実話です。

第2章 支援者(パトロン)との出会い。のつづき 霊能者あらわる!

1995年~1996年の賞ラッシュ後に
またまた不思議な出会いがあった。

それは、個展の時に友人からあるご婦人を紹介された。
自己紹介を済ませたとたんに、
そのご婦人は、私にこういったのです。

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ご婦人:「あなたは、ガネーシャ神に守られているわ、だから大丈夫よ。」

私:「えっ、ガネーシャが守っている。」

私は、すごく驚いた。

実は、バリ島でデワ・アユからガネーシャ神と
繋がっている言われたことは、
帰国してから誰にも話していなかったからだ、
もちろん「光の啓示」のこともいっさい話してはいなかった。

なんだ、このひとは?
なにものなんだ?

そのご婦人は、ニコニコしながら続けて話した。

ご婦人:「あなたは特別な力を授かったのよ、大丈夫、自信を持ってつづけなさい。」

私:「はい、ありがとうございます。」
そう答えた。

それにしてもすべてを見透かされているような感じだ。

私は、「光の啓示」を受ける前は、
いっさい超常現象とか奇跡とか超能力・霊能力など信じていなかった。
自分にもそんな能力は一切ない。

しかし、「光の啓示」いらい、
不思議なことばかり起きている。

作風も龍、曼荼羅、宇宙、神聖幾何学などの神秘的なモチーフが多い。
というより頭にふと画像が浮かびあがり、
それをキャンバスに落とし込んでいるだけなのだ。

あれを描こう、これを描こうではなく不思議にどんどん浮かんでくる。
私の身体はその画像を具現化するための装置にすぎないような感覚。

粛々と画材を使い具現化するだけで、作品ができあがっていく。

それだけ。

このごろ個展を重ねるたびに霊能者と称する人や、
ヒーラーという人たちが不思議と訪れるようになってきた。
いまでいうスピリチュアル系の人々だ。

作品がそれ系の人を引き付けるのか、
どこで、個展の情報を知ったのかは謎だが、
それ系の人が増えていった。

私にはそのような力はないと思っていたが、
「光の啓示」以来
私自身も人の心が読めるというか、わかるというか、
あう人たちのことが聞かなくても、
なぜだかわかるようになっていった。

なぜそうなったのかはわからないが、
特にそれ系の方々の本物か偽物かが
瞬時にわかるようになった。

残念な話だが、
霊能者と称する人や、
ヒーラーという人たちの中には、
偽物もおおかった。

もちろん、私はわかっても本人には告げず、
その後、私に対してどういうことを言うのか、
どういう行動をとるのかと、
なにもかも承知の上で付き合うのだ。

そうすると、本物か偽物かが瞬時に
わかったことが確信にかわることがほとんどだった。

しかし、最後まで本人にはそれを言わず、
そのまま普段どおりつきあう。
そうすると、
偽物は自然にいなくなるからこれまた不思議だ。

ホント不思議。

ここで、偽物をみぬく方法をいくつか教えましょう。

まず、1つめは

お金を要求する人は全部偽物だと思っていい。

浄財しろとか、これを祓うにはこれたけのお金がかかります。
ということは決してないからだ。

私の知り合いのそれ系の方々からお金を要求されたことがない。
本物はお金を要求しない。

とくに、お金を要求するそれ系の人はすべて縁が切れている。
目の前からいなくなるのです。

ここで気をつけなければならないのは、
最初は無料で、
次からお金を要求してくる人。
これも偽物。
2つめは、先祖や守護霊が怒っているとか、
お墓が荒れているのでお墓参りをしてきれいにしなさいとか。

祟りがあるとか、何かに取り憑かれているとかいう人です。

これは「脅迫信仰」といって、その人を脅迫観念に引きいれる方法です。

これの一番いけないことは、
「あなたのためを思っていっている。」といって、
人をコントロールしようとすることです。

この、「あなたのために」といって人を
コントロールすることは、
人として決してやってはダメな行為だからです。

3つ目は本人にいろいろ聞いてから、ああだこうだ言う人。
これは論外ですが、

それ系の人がつかう話術にコールドリーディング・ホットリーディングがあります。

コールドリーディングは、話を展開する上で使う話術の一種であり、これそのものは悪い技術ではありません。ときに営業活動や恋愛成就などにも用いられ、有効な使い方をすることも可能な技術です。

その手法を霊能者が利用する場合、
まず相談者に対して霊視などの鑑定や施術に対する協力を求めます。

ここで、相談者の気持ちをある程度引き込むことができるようになります。
そして次に、どのような人にも該当しそうな当たり障りのない
質問を投げかけます。

相談者は自分に当てはまると思って反応を示しますが、
その仕草や表情などを読み取れば、
霊能者はそれが正解であると気付くことができるでしょう。

そうしてどんどんと質問を掘り下げていき、
さも霊能力で言い当てたかのように装うのです。

また、相談者の見た目や服装などから推測した
質問を投げかけることもあります。

これも最初の時点では抽象的なものですが、
相談者は自分のことを言い当てられたと思って、
気を許して自分の情報を相手にどんどん話してしまいます。

この術にはまってしまうと、
霊能者は相談者からさまざまな情報を得ることに成功し、
それに基づいて話を進めていくわけです。

そして、自分のことを次々に言い当てられたと感じている相談者は、
霊能者のことを信用してしまうようになります。

この話術により霊能者を信じ切ってしまった相談者は、
霊能者が根拠のない鑑定や霊体からのメッセージ、
またアドバイスなどを伝えたとしても、
それが噓だと疑う余地もなく信じてしまうという仕組みです。

詐欺霊能者の手口「ホットリーディング」とは
そして、コールドリーディングと同様に
詐欺などの手口に利用される話術として、
ホットリーディングも挙げられます。

コールドリーディングが、
相手に対して全く情報を持っていないところから進める話術であるのに対し、
ホットリーディングは事前に相手の情報をつかんだ上で進める話術です。

情報を収集する際は、
探偵や協力者などを使って秘密裏に行ったり、
鑑定や施術を行う前の何気ない会話を聞き出すなど、
さまざまな方法が用いられます。

これを霊能者が用いる場合、たとえば相談者に対して、
まず鑑定や施術を行う日時を数日先に指定させます。
これにより、情報収集を行う時間を稼ぐわけです。

この間に、前述した方法で相談者に関する細かな情報を調べ上げます。
ときには、霊能者の協力者がセールスマンを装って
相談者の自宅に訪れ、家の様子や生活ぶりなどを観察するケースもあるのです。

このようにして霊能者は、
予約日までに相談者についてある程度知り尽くした状態で
鑑定や施術に臨みます。

そして相談者は、自分の情報をあらかじめ握られていることを知らないため、
初対面の相手に細かな情報を出されただけで霊能力によって見抜かれたと思い、信じ込んでしまうでしょう。

しかし霊能者は、あらかじめ知っている情報について、
霊能力で見通したかのように装って話しているだけなのです。
すべて嘘なので、気をつけましょう。

本物か偽物かをみぬく方法は他にもありますが、
今回は、ここまでにします。

いまの知り合いのそれ系の人は、
このようなことは一切ない方ばかりです。

いまは、逆にその方々の愚痴を聞く存在になっています。

偽物にとって、本物がわかる人が一番怖い存在です。
「光の啓示」、ありがたや、ありがたや。

私はこのまま、「光の啓示」信じていきましょう!

つづく

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