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Photo by
mamezouya
せんせい、あのね(昭和59年10月3日)
きょう、ぼくのいえでさいとうくんと、げえむをしてあそびました。
それで5じになってさいとうくんにおかあさんが「もうくらくなるからかえったほうがいいよ。」といったけどさいとうくんはまだしばらくかえらないでぼくが「ぼくのうちは5じまでしかあそばれないからかえって。」といいました。
そしてやっとさいとうくんはわかったといってかえりました。
(先生コメント)げえむがおもしろかたので、なかなかかえりたくなかったのかもしれませんね。でもこのごろは、なつのころとちがってはやくくらくなってしまうから、きをつけないといけませんね。
おかあさんは帰りなさい、と言う。
お友達は帰ろうとしない。
その間で困ったことになっている自分の様子が思い浮かんだ。
人間関係、いまでもこういう状況はわりとあると思う。
自分はどちらかというと、それぞれの立場、どちらの気持ちも考えすぎてあまり何も言えなくなってしまうタイプ、という自覚があった。
あった、けど。
この時は「ぼくのうちは5じまでしかあそばれないからかえって」って言っているのが意外だった。
けっこうはっきりと言っているところに感心した。
こういう強いところもあったんだなぁ。
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