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せんせい、あのね(昭和59年10月17日)
きょう、はらくんとあそびました。
さいしょにおりがみをしました。
つぎにたすけおにをしました。
そしてしゃしんごっこをしました。
でもかえりがおそくなっておこられたからいやだったです。
(先生コメント)じゅんじょがよくわかるね。いまは、くらくなるのがはやいからね。
先生は順序のことを言ってくれている。
「さいしょに」「つぎに」「そして」先生はそこに特に丸をつけてくれていた。
確かに、このノートでそういう書き方をしているのは初めてかもしれない。
授業で教わったのか、読んだ本などでそういう書き方がしてあって、真似したのか。意識して書いているとすればすごいけど、たぶんたまたまだと思う。
いまでも相手に伝わるように話したり書いたりするために、頭をひねることが多いが、こんな風に順序をちょっと意識したりするだけで、ぐっとわかりやすくなったりすることはあるだろう。
先生がこんな風に丸をつけてくれたら、次に書く時もちょっと気を付けてみよう、って思うだろうな。
褒めることはいつでも大切だけど、本人も気づいていない良い点に気づかせたり、それがなぜ良いのかを伝えると、次も同じようにやってみよう、という気持ちにさせることができると思う。
褒め言葉の秘訣も学んだような気がします。
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