見出し画像

一斉授業における探究成立の条件を考える(バラバラだけど共に学ぶためには何が必要?)

二田先生の記事を読んで強く共感しました!
考えたことをメモ。

「現実の教室では、私のイメージとあなたのイメージは違っているけれど、単純にだからいいってわけではないよなぁ、とか、そんな問いをぐるぐる考えてくれていました。」

①大小さまざまなテストで動機づける一方通行的教授はひどい副作用を伴う
→インセンティブは自発性を損なうし、今日たえず陳腐化しつつある知識量を背景に教員を権威化することは不可能なので、内職を誘発するだけ

②生徒が自分なりに作品の読みを創り上げる探究的学習過程は人それぞれの相対主義に陥ると洗練が失われる
→机間巡視しながらいいねぇ〜そういう読みもあるんだね〜と声のトーンを一段あげて感心してみせてもシラけるだけだ。生徒それぞれが自分で洗練できるような支援が必要になる。

③じゃあどうするか?
・対話の基盤(共通の足場)となる概念や問いの焦点を共有する
・より豊かで洗練された説得的な(意外な)読みを競う
・それぞれが考えた偏執的な読みを踏まえ、活かすとどんな最高の表現ができるかを考える

…なんてことを考えました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?