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歯医者で思う人生100年時代


今日、約1年ぶりになる歯医者に行ってきた。
とは言っても、虫歯ではなく「予防歯科」だ。

以前は東京にいたわけだけど、さらにその前、水戸に住んでいた頃にはずっと定期検診を受けていた。

幼少期から親の影響で、歯磨きはしっかりとする習慣がある。

歯医者にも驚かれるが、早くて20分、余裕を持って30分は歯磨きに時間をかけている。

フロス→歯間ブラシ→歯ブラシor電動歯ブラシでフルセット。

そのおかげか、虫歯はまったくない。


しかし、日常的なメンテナンスでは到底除去できない歯石や、隠れ虫歯や歯周病などの不安はあった。

そこで、水戸での一人暮らしをキッカケに、腰が重かった予防歯科をやってみたわけだ。

トレーニングジムもそうだが、自宅や会社からの距離が遠いと自然と足が遠のくもの。

結果的に、家の近くで、想定以上に検査してくれるところを見つけた。

歯のレントゲンをいろんな角度から、20枚近く撮影し、それを元に3D写真を作成して見せてくれた。

どうやら1ヶ所、歯の根本の骨のあたりに初期の歯槽膿漏があるらしい。
ほとんどの人にあるらしいから、気になるならぜひ診てもらいたい。

自分以上に歯磨きに時間かける人をまだ見たことないから、心当たりがなくてもきっとある。

それにしても、ほんとの初期段階から分かるって、今時の技術ってすごい。


薬局時代にポスターを貼ったことがあるが、歯周病は心臓疾患や脳血管疾患のリスクを高め、糖尿病悪化の要因にもなる。

歯科の先生曰く、歯は悪くなってから来る人がほとんどで、予防歯科だけで来る人はまだ珍しいらしい。


個人的に、予防歯科の数千円を払うことで、その先の大きな病気を避けられるなら安いと思っている。

令和3年度の国民医療費は約45兆円。
前年比4.8%増加らしい。

超高齢化が進んでいるから医療費が増えるのは分かるが、病気になったら治療ではなく、

生活習慣病予防の運動のように、積極的に予防歯科を取り入れたら、健康的に医療費削減もできるのではないか。


人生100年時代って言葉をよく聞くけど、それで取り上げられるのはお金の問題がほとんどだ。

お金も当然必要だけど、自分の体も100年使う必要があるわけで、

様々な病気に影響する口の中の健康にも日々目を向ける必要があるのではないかと思う。


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