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正しく恐れて対処する

ちまたではAIが発達すると、AIに人が支配されてしまうのではないかという誤解があるみたいですね。たしかに人間が言ったことに対して、的確に答えてくれているので、なんでもできそうに見えてしまうのは仕方ないです。

でも、見えているだけです。実際は違います。今のAIに対して「なんでもできて凄い」と思うことは、母国が英語の外国人に、「英語が話せて凄い!」と言っているのと同じ。

AIが音声認識をして、ビッグデータから最適な答えを探し出して提供することは、AIにとっては得意分野。つまり一番輝ける土俵なんです。

そんなAIにも苦手分野があって、それは「言葉の意味を理解すること」です。人なら文脈から言葉の意味を読み取れますが、AIにはそれができません。

なぜならAIは「計算機」だからです。計算機なので、論理的な道筋で導き出せるものにしか答えをだせません。ビッグデータの中から当てはまる情報を見つけてくること、つまり引き出しは膨大にありますが、引き出し外のことには対応できません。

計算機に人類を支配することはできないのです。そう思っている人は映画に影響されています。映画はあくまでも映画ですので、事実とは切り分けましょう^^

ただし、AIによってなくなる仕事はあります。それはAIが得意とする領域の仕事です。つまり計算すれば明確な答えがでるような、論理的な分野ですね。

逆に論理的ではない部分(コミュニケーション能力や文章読解力を使う分野)は、AIが学習できない分野なので、その仕事がなくなることはないといわれています。

あなたの仕事はAIにとって代わる仕事ですか?それともAIを活用して、飛躍できる仕事ですか?前者の場合は、できるだけ早く対策をしたほうがいいのかもしれませんね^^

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