非常勤講師2年目始動

美術の非常勤講師として働き始めてこの春で1年と3ヶ月、今の学校では2年目となる。
40歳で新人講師となった私だが、昨年度は授業内容はもちろん、生徒との関わり方も失敗続きで厳しい1年だった。
今年もどうなるかわからないが、よりよい授業ができるよう努めていきたい。
ここでは、そんな授業のログを残していこうと思う。
　今週は新年度最初の授業、オリエンテーションをした。2コマ授業があり、一つは昨年からお馴染みのクラス、もう一つは初めましてのクラス。昨年のオリエンテーションでは、授業の意義や守ってほしい事、成績のつけ方などとても硬い内容をやった。
　お馴染みのクラスはすでにやった事なので、必要最低限の守ってほしい事項の確認プリントを。その後は、スライドを見ながら今年度の題材をどうするか、さらに私の春休みの思い出について語った。後者は“誰が興味あんねん！”と言われるかと思ったが案外内容に食いついてくれた。
　初めましてのクラスでは、昨年とほぼ同様のオリエンテーションを。終始しんとしている(申し訳ないがクスリとも笑う場面はない)。説明しながら自分でも何を喋っているんだろう、と思うのが
“なぜ美術を学ぶのか？”
というトピック。大事な所なのに今年もうまく説明できなかった。正直、自分でもよくわかってないのだ。
一応、答えとしては「美術を通して自分を知るため」としている。
　来週も初めましてのクラスが二つある。この説明を少しでもマシなものにしたいものだ。