子どもに響くほめ技術
なんでこんなおっさんにそんなこと言われにゃならんのだと思われるだろう。
でも、一週間で合計300人前後の個性豊かな子どもと関わっている。年間でどれくらい子どものことを考えているだろうか?まじめに。毎日違う生徒と本気で向き合う。自分の子どもも含めると毎日10時間は子どものことを考え、接している。かなり少なく見積もって年間2400時間。100日近くは丸々子どものことを考えていることになる。7年続けたから700日か。計算違うかな笑?言いたいから言わせてほしい。
親によく言われる
「褒め方がわからない。」
「何描いてるかわからないし。」
褒め言葉なんて簡単である。むしろ自分の子どもだからこそ褒めてほしい。上手に描く必要なんてない。絵なんて上手くなくても生きていけるから。日本って自分の子どもを褒めることが悪みたいな風潮あるけど、もっと褒めなきゃいけないと思う。自分の子どもを褒める。これを正義にしてほしい。自己肯定感を子どもたちにつけてほしい。
褒めのコツを1つ。
主語を【私】にするだけで子どもに伝わる。少なくとも主語を【あなた】にしている人は、子どもどころか基本的に大人にも話を聞いてもらえない人が多いのではないか。
「あなた靴下こんなところで脱がないで!何回言ったらわかるの!」と。。「わたし洗濯物全部干した後に靴下拾うのが悲しいです。。」
ん、、
まさかの書いてる本人に返ってきてびっくりした笑
この前、ここで書いた「上手と下手」の話も同じである。
主語あなた
「あなたは上手だね」
主語わたし
「わたしはこの絵が好きよ」
「わたしこの素敵な作品を飾りたい」
どちらが子どもの心に届くだろうか。
主語がつかなくとも通じるのが日本語。日本語のメリットでもあるが、ここでは子どもたちのほめ言葉や伝える言葉だけでも主語を意識すれば伝える言葉やほめ言葉が自然と出てくるはずだ。
手伝ってほしいときとかもね。
「あんた手伝ってよ!」
「おかあさん手伝ってもらえると助かるなー」
知ってる人もいらっしゃると思うけど、こういうのをIメッセージというらしい。少し調べてればでてくる。主語を意識すれば人に伝わる言葉も自然と選べるようになるはず。
自分も気をつけて言葉を選ぼう
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