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ものたりないものがあるとしたらの話

僕は30歳で転職して新人になった経験がある。

その時のメンターが面白い人で、なにか質問するときの返事が特に面白かった。


「むーさんそれはGoogleさんに聞いてください」


これはその通りだ!と思ってわからなかったら調べるようにした。


インターネットにもビジネス本にも疎かった僕には斬新だった。

Googleさんに聞いたら答えがある。

必ず誰かの答えがそこにはある。


いい方法だと思ったから、Googleで調べろよって僕もそれからこれまでそう使ってきた。


本当に斬新だった。



そして、今思うこと。


ふと考えたら、僕は30歳までそのやり方をまったくやってない。


それまでどうやってんだろってちょっと怖くなって考えたら、

とにかくどうにかする。

自分ができることで精一杯やる。

やってダメでも頑張ってみる。

それでもダメなら失敗してヘコタレる。


たぶんこんな繰り返し。


一緒にはたらく若い仲間は一生懸命で、熱があってとてもいい。

本当にとってもいい。


でも、ものたりないものがあるとしたら答えをなぞらないあなたの思いつきみたいな強引な答えがないこと。


Googleに左右されずに、あなたが生きてきた大事な一つ一つから、あなたの答えをうちたてるあなたがやっぱりかっこいい。


うん、かっこいい。


あなたの答えで思いっきり失敗しちゃってもいいんしゃないですか!


か!

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