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思い出のサーフポイント

みなさん、こんにちは。

お盆休み中、東北地方は生憎の天気が続いていましたが、太平洋側はいい波でした。天気が悪くても、楽しめるサーフィンはいいですね:)

一昨日の仙台新港は、オフショアのオーバーヘッド炸裂で楽しめました。掘れすぎていなかったので、優しめの新港でした。ただ、ロータイドの時間帯はかなりのゲットハードで、30連発ドルフィンをしている間に右に100m移動していました(汗)

必死こいてアウトに出て振り返ると、軽くポイント移動しているレベルでしたね。パドル力欲しいです、、切実、、。

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2021.08.13 Sendai new port 厚速ですけどGood swell :)

今年も三重県への帰省は叶わなかったのですが、良い波でサーフィンできて幸せです。


三重県のポイントといえば、伊勢エリアの『国府ノ浜』、『市後浜』が有名ですね。私は三重県出身なのですが、実は伊勢でサーフィンをしたことがありません。サーフィンを始めたのは、18歳での大学進学をきっかけに住み始めた島根県でした。
当時の私のサーフィンのイメージは、

サーフィン = チャラい・色黒

全く興味もありませんでしたw

ただ、学科が同じだった高知県出身の友人のしつこすぎる勧誘により冬に日本海でサーフィンデビューをしました。ちなみに、サーフボードはリサイクルショップで1万円のモノを、数人の友達から誕生日プレゼントとして貰いました。

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左側のボードです。6'3くらいだったと思います。今思うと、めちゃくちゃ重かったですねw


友人は高知県でサーフィンをしていたわけですが、がっつり経験があったわけではなく二人ともほぼビギナーでした。それでも、その友人からサーフィンの基礎(パドル、波待ち、ルール&マナーなどなど)を学びました。

しかしながら、友人は高知県でサマーシーズンでしかやっていなかったようで、なんと。。。。

セミドライの存在を知らなかったわけです。


島根県といえば日本海、日本海といえばシーズンは冬。。。
オンショア爆風で雪が降る中のサーフィンが当たり前のエリア。。。
チャラさ皆無のエクストリーム。。。浜に女子なんているわけない。。
むしろ居たら、怖い?何しとるん?ってなる。。。そんなところ。。

まさかまさかのビギナー最初のシーズンは、ネットで購入したテロッテロ(めちゃくちゃ薄いことをテロッテロで表現しますか?私だけ?w)の3mmフルスーツでした。若さとテンションで乗り切っていましたね。


その後、

なんかセミドライってやつはあったかいらしいぞ?
高いけど買ってみるか?
。。。おい!これめっちゃあったかいやんけ!!! ※2シーズン目

安物で、強制ギプス並みに動きが制限されるウェットスーツでしたが、暖かさに感動したのをよく覚えています。良い思い出ですね。

あと、手足が冷たいのでなんとかしたいと思いつつもお金がなかったので、100均のゴム手袋をしたり、ビニール袋を足にかぶせたりしてサーフィンしていましたねww


サーフィンは、最初はきつくて寒くて苦しくてただの修行でしたが、それでもしつこくサーフィンに連れ出してくれた友人にはとても感謝していますね。口に出したことはありませんが、彼がいなかったらサーフィンは続けていなかったと思います。


島根県での海ライフ

島根県での生活は、常に海が身近にありました。
アパートからバイクで20分で海岸に着くので、講義の間など時間さえあれば友人たちと海で過ごしました。

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島根県の海岸線は本当に美しくて大好きでした。
日本海らしい海食洞や海食崖が夕日に照らされる時間が特に美しく、この時間帯に海岸線をバイクで走るのがとても好きでした。

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山陰には小さな漁港を構えた漁村がたくさんあります。ほとんどが小さな湾になっていて夏はとても穏やかです。生き物もたくさんいて、サーフィン以外のシーズンはこうして素潜りして魚を銛で突いたり、釣りをしたりして磯遊びを楽しんでいました。(大芦海岸)

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何もない田舎ですけど、島根県での生活が嫌になったことはありませんでした。在学中の6年間、これでもかというほど海での時間を過ごしてとても充実していました。

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もちろんウネリの方向が合えば、サーフィンもできます!(ここは、恵曇(えとも)海岸)


今、島根県を離れて思い返すと、本当に幸せな環境にいたのだなと感じます。サーフィンができる波が立つことはあまり多くありませんでしたが、それでも海とともに過ごした時間はとても充実していましたね。

今のホームポイントは?と問われれば、もちろん仙台新港なのですが、心のホームポイントは島根県の島根町です。

田舎ですが、とっても良いところです。機会があれば行ってみてください!


実は、サーフィンを教えてくれた友人は島根県に魅了され、島根県に住み続けています。島根と山形という離れた距離でも、『今日の仙台の波はよかった!』『島根の波は良かった!』といった他愛もない会話をできる数少ない友人です。また、一緒にサーフィンしたいな。
古い友人とサーフィン、、、想像しただけで最高ですね。

波待ちラジオをきっかけに、ホームポイントについて思いを馳せてみました。

次のトリップは島根県で決定です:)


それでは今日はこの辺で。

読んでいただいた方、ありがとうございました:)


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