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TODOを達成するためのBSとは

TODOリスト、消化できてますか?

その日やその月などにやることをリスト化した、「TODOリスト」を知って使っている人も多いのではないでしょうか。


しかし、そのすべてのTODOリストを消化できている日はどのくらいあるでしょう。


将来こんなセラピストやトレーナーになりたい、こんな風に働きたいといった中長期的な目標や目的が明確であればあるほど、自己研鑽の時間の有用性が上がってきます。


締め切りがあるわけでもなく、誰かに提出が必要なわけでもない。

そのようなタスクほど、成長のために必要なことはなんとなくわかっているはず。

でもそれができないのは多くの人の悩みで、もしかしたらやり方に問題があるのかもしれません。


そこでTODOリストからより一歩踏み込んだ「BS」という考え方を今回はご紹介します。

TODOリストの先のBSとは

BSとは、Behavior Scheduleの略で、私は行動予定と名付けています。

TODOリストがやることリストだったのに対し、BSは自分の行動を予定にします。


スケジュール、と言うくらいなので時間で区切って予定を決めていく作業になります。
私は毎朝ノートに手書きするようにしていますが、スマホなどにメモしてもいいと思います。

例えば、
6:30起床
6:40シャワー
7:00マガジン執筆
7:45準備
8:30ミーティング
9:00仕事
12:00ランチ
12:30読書
13:00仕事
17:30帰宅
18:00カフェで書類整理
19:00トレーニング
20:00夜ご飯
20:30次回サポート選手の分析、準備
以下略


このように、なるべく自分の時間をすべて予定を組み込んでいくことがBSです。
(最後は就寝まで予定を作っていきます。)

一見すごくストイックなように見えてしまいますが、実際にやってみるとどんどんタスクを消化できていくことに気付くと思います。


もちろん急な飲み会やミーティングなどで予定通りに進まない日もあります。

それはそれで良いのです。


その日の夜に振り返ることで、今日やるはずだったができていないことが明確にわかるので、それを翌日のBSに優先的に組み込めばいいのです。


大事なことは、予定通りに100%こなせなくてもいいと認識することです。


達成できなくて落ち込む必要はありませんし、逆にタスクを消化できた日は自分がした行動が可視化されているので、達成感もわかりやすいです。


毎日目標に近づこう

社会人になると、毎年成長していると実感できなくなる人が増えます。

学生の頃は、学年ごとにカリキュラムがあるので新たに学んだこともわかりやすく、毎年後輩が入ってくるので比較することで成長がわかりやすいという側面があります。


しかし社会人になると、徐々にその差はわかりにくくなります。


そうして1年を振り返ったときに、今年の自分は去年と比べて何が成長しただろうか。
となってしまう人は私の周りにもたくさんいます。


そのような方にこそ、BSを取り入れてもらいたいと思っています。

1日を振り返るきっかけにもなりますし、今日の自分が昨日の自分と比べて目標に近づいたかどうか、客観的にわかります。


体調を崩したときにその原因を振り返る道具にもなりますし、1日の達成感を得る道具にもなります。


毎日少しずつでも、自分が前に進んでいるという感覚を得られるBS、それを365回繰り返すことができたら、1年後の自分がどうなっているかワクワクしてきませんか?


TODOリストだけではタスクが終わらない方は、一歩進んだBSを一度お試しください。

きっと新たな発見があるはずです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー/NLPプラクティショナー
平山鷹也

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