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令和3年度(2021年度)特別区、国家一般職、国税専門官合格体験記 らんさん(女性・大学生)

らんさんの簡単なプロフィール

名前     らん
性別     女性
職業     大学生
予備校の有無 TAC
合格先    特別区、国家公務員一般職、国税専門官

Q.合格先の成績を言える範囲で教えて下さい。

《特別区》
教養 23
専門 34
席次 500番台

《国家一般職》
教養 20
専門 30
面接 B
論文 4
席次 800番台

《国税専門官》
教養   25
専門   34
面接   A
専門記述 60
席次   200番台

Q.合格・内定した時の気持ちはどうでしたか?

A.1番初めの本番である特別区試験当日は緊張しすぎず、模試のような感覚で挑もうと思っていた。周りの受験生はたくさん参考書持ってきて読み返してる人もいたし、お手洗いに行く人、時計の確認している人などいたが、私は自分自身で間違えノートを作っていたのでノートを見て振り返りをしていた。正直、問題用紙が配られて始めの合図があるまで物凄く緊張し、足が震えていた。正直、教養の手応えが全くなく、解き終わった瞬間にもうダメだと思い、お昼を挟み専門は実力試しのつもりで受けようという軽い気持ちで望んだ。その気持ちの軽さが本来の実力出せて、高得点取れた。最後の論文試験は、必ず1000字は書くようにしよう、名前は初めに書こう、など最低限採点してくれるほど書ければいいと思った。一番最初に解いた教養で心がズタボロだったが周りの人もできてなくて平均点より少し上レベルであった。これから受ける人は、きちんと勉強してる人であれば、自分ができない問題は周りもできてないからそこまで落ち込まないように!教養試験が基本的に午前中に行われるので、そこで落ち込みすぎず後の専門試験や論文、もしくは専門記述で巻き返せると思って挑むといいと思います。合格発表日が近くなるにつれ、自己採点ミスが無いか受験番号のマークミスないかなど細かい不安がどんどん出てきて、恐れていたが番号があったときはとっても嬉しかった。正直、1日何十時間も勉強するという苦労を何ヶ月もしてきたから落ちていたらかなりのショックを受けていたし、こんだけ勉強していたら受かるだろう…とも思っていたから素直に努力が認められた気がした。

国家一般職、国税専門官最終合格時のらんさんのメッセージ
第1希望区採用内定時のらんさんのメッセージ


Q.筆記対策は、どのようにしていましたか?

A.主に予備校の問題集を使っていた。しかし、講義(Web動画)は数的推理しか見ていない。あとは講義ノートを見ながら自分で問題集を解いて分からないところだけWeb動画を見るというスタイルだった。自分的にはその方が時間の節約にもなり、集中力も上がると思う。正直3時間も動画見ても、全てがいい情報とは限らない。数的推理は全て見て解き方の解説聞きながらが早いと思う。特に資料解釈!予備校の問題集と他に並行してスーパー過去問題集(スー過去)は、憲法、会計学、ミクロ経済学、数的推理を購入してやった。また、個人的に行政法、民法I、IIは寺本さんのYouTube見ると短時間で一気にわかる。本当におすすめ。本を一緒に購入して見ながらYouTube見ると本当に効果的。1週間ほどでマスターできる。政治学などの学系は、全て予備校の講義ノートではなくて寺本さんが出版している『〇〇学ザベスト』を購入してそれを見ながら問題集解いていた。非常にわかりやすい。おすすめ。自分は年内に、自然科学などの知識系以外、いわゆる専門は全て問題集5週以上はしていたと思う。年明けに知識系や論文、時事をやっていた。民法は、得意になると非常に得点源になるので、いやでも毎日20問ほど解いて、解説の黙読して判例を大体覚えていた。

Q.面接対策は、どのようにしていましたか?

A.面接対策は、筆記試験終了後にはじめた。はじめは、自分はどんなことしてきたかなと紙に書いてた。そこでの役割や意識していた事、どこが自分のいいところか、仕事に活かせる部分、いわゆる社会人になっても重要視される行動や言動はどこかを探ることから始めた。模擬面接を受けていくと、面接はこうゆうものか、ここに気をつけたらいい、話し方はこんな感じがいいのかと自分で試行錯誤して色んな人に面接官(予備校の先生、東京しごとセンター等の方)になってもらい練習した。個人的に、公務員試験の面接官として見てもらうには大学のキャリアセンターより、予備校や東京しごとセンターの方の方がアドバイスが公務員試験対策に寄っていていいなと思った。

Q.面接の内容はどんな感じでしたか?

A.面接を受けたあとは自信、手応えは基本的になかった。けれど、志望動機ややりたい仕事、部活で達成感得たものは?などプラスな質問は何か楽しそうにハキハキと答える事、短所や苦手な人との付き合い方などのマイナスな質問は、自信持って答えようとするのではなく真面目にしっかりと答えるように、質問内容によって強弱をつけていた。それと、一番初めに聞かれるであろう受験番号と名前は、はっきりと少し元気な声で言うことを意識していた。その結果、どの時間でも面接の評価は高いほうであった。

Q.試験対策で参考にしていたメディアや情報等があれば教えてください。

A.寺本先生のYouTube、参考書、高上さんのブログやツイート内容

Q.なぜ自分が合格できたと思いますか?

A.筆記試験でよかったことは、勉強のスタイルを作っていたことだと思う。直前期(2月ごろから)は、おそらく本番当日起きるだろうと思われる5時半に起きて、専門記述の音読、前日の振り返りしてから朝ごはん。8時ごろから数的推理と嫌いな民法をやってお昼。午後は、好きであった専門試験をみっちりやっていた。疲れてきた夕方17時ごろに早めの夕ご飯を食べる。そのあとは、知識系を解いたり時事の参考書よんだり、専門試験などで間違えたところを見直したりして22時半には就寝するというスタイルだった。週に3.4回は夜の20時ごろに30分ほどジョギングして汗かいてリフレッシュしていた。何かリフレッシュできることがあれば勉強で頭が疲れてる頃にやるといいと思う!年内に出来るだけ多くの科目の問題集を5週出来れば直前期が振り返りだけになり、気持ち的に楽になると思います。勉強辛いけど、受かった時の気持ちよさ、嬉しさはそんな辛さを吹き飛ばすほど嬉しいので、これから受験する人たちには心から頑張って欲しいと思います。

Q.高上の添削指導を受けてどうでしたか?

A.満点。満点を超えるほど良かったです。一人一人の性格を理解した上でアドバイスをくれる。そのために、ヒアリングしてくれ、自己分析もできて、〇〇ができるところが長所だ!やここが活かせる、こういう表現はどうか?と提案してくれて非常に納得がいく。よくアドバイスしてくれる方(予備校の先生やアドバイザー)のアドバイスは個人的な意見を押しつける、こうがいいと個人的な概念を受験生に伝えて直していく人が多い気がするが高上さんはそうではない。一人一人の特徴やこれまでの行動をヒアリングして、あなたはここが活かせる、また、地方自治法に基づいてのアドバイスもあるため的確な言葉をもらえ、面接する上でも忘れてはいけないこと、大事なこと、他の受験生はここまで理解してないだろうと思うところまで教えてくれるので、自信持って面接挑めるし、何より面接官にも説得力のある言葉を伝えられる。添削の方も、迅速な対応をしてくれ、口述試験当日から逆算して対応してくれた。時には夜中まで受験生のために試行錯誤してアドバイスを考えてくださってお返事してくれたり、本当に添削指導は大満足であった。高上さんのおかげで、最終合格、即日内定が貰えたと心から思ってます。

Q.最後に、これから受験する方にアドバイスをお願いします。

A.勉強は辛いことたくさんあると思いますが、合格した時はそんな辛い経験が自分にとって人生の財産となります。挫折することもあると思いますが、粘り強く、時にはリフレッシュもしてコツコツ頑張ってほしいと思います。勉強面では、よく年内に何科目以上を何周やるといいとか言われますが、個人的には専門試験は5週以上やっておくと年明けからが楽になります。また、受験する自治体が決まってるのであれば、どの専門科目に力を入れるかも考えながらやっておくといいと思います。ネットの情報に惑わされすぎず、自分のスタイルで勉強していくこともインターネットが普及している今非常に重要だと思います!情報の取捨選択も間違えないよう、自分のスタイルにあった勉強方法を見つけて頑張ってください!応援してます。

高上からのメッセージ

 らんさん、合格おめでとうございます。
 私は、らんさんの3分プレゼンの添削と区採用面接対策、国家一般職二次面接カード一部添削をさせて頂きました。
 らんさんとは、面接対策を通して、たくさんお話をしましたね。らんさんは、面接に関する心配事ができると、すぐに私に相談してくれました。疑問や心配事があってもすぐに人に相談しない、相談できない人が結構いるので、いっしょに面接対策をする上ですぐに相談してくれたことはとてもありがたかったと思っています。
 らんさんは、文武両道で規則正しい生活をされている方で、周囲の中での自分自身の能力をよく理解していて、リーダーとして周囲の皆を導いていくこともでき、また周囲の皆をサポートして助け合っていくこともできるような方です。
 らんさんの原動力は、「人」かなと思います。らんさんは、これからも様々な人と関わって、能力を高め合い、また支えあって信頼される人になっていくと思います。そして、人と関わる分心苦しくなる時もあるでしょう。そういう時は、スポーツで汗を流してリフレッシュしたり、あるいは面接対策の時のようにすぐに信頼できる人に相談していきましょう。私もいつでも相談に乗ります。これからも応援しております。
 

                                高上


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