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人前でスピーチをするのが楽しくなるのには理由があります

こんばんは、高槻トーストマスターズクラブの石井です。
先週は、スピーチのつくりかたを載せましたが、実はこれだけでは十分ではありません。人前で話をするのが楽しくなるには、やはり場数、つまり慣れが必要です。
しかしながら、単に場数を踏めばいいというものでもありません。
スピーチをうまくするためのある程度の技術(知識)が必要になります。
今日は、前回の投稿に加えて、少し補足したいと思います。

スピーチには、それぞれ目的があります。
講演会の冒頭で挨拶するもの、会社の朝礼で部下を鼓舞するもの、宴会の場で挨拶をするものなどです。
まずは、それぞれのスピーチの目的に即して、何を伝えたいのかをまとめの部分で明確にする必要があります。
誰かの送別会や忘年会であれば、労いの気持ち、講演会の挨拶であれば、講演する人や聴衆への感謝の気持ちなどです。

また、喋る時間も場面場面で変わってきます。
例えば、宴会の挨拶では5分以上も喋ると、部下からは「早く終わらないかなぁ。その話は何回も聞いているし」となるでしょうし、講演会の冒頭の挨拶では、3分で終わるのは、あまりにも味気ないでしょう。
私の場合は、大体1分間に喋る文字数は、230〜240字と決めています。そうすることで、3分間喋るのであれば、700字の原稿を作ればいいなということになります。
これは、原稿を暗記して喋る場合です。原稿を見ながら喋ると早くなってしまいますので注意が必要です。

さらに、これに関連して、原稿を暗記して喋ることをお勧めします。
思い出しながら喋ることで、スピーチに適度な間ができて、聞いている方も聞き取りやすくなります。
よく、原稿を用意しないで即興でしゃべられる方も多いと思いますが、原稿を暗記することで喋る内容がしっかりと聴衆に伝わります。

さて、いかがでしょうか。
人前でスピーチするのが楽しくなるイメージはできたでしょうか。
プロのスピーカーを目指すのであれば、もっともっと訓練が必要でしょう。
しかし、ちょっとの準備で、昨日の自分より今日の自分が、少しお話上手になることはそんなに難しくはないと思います。
ご参考になれば幸いです。

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高槻トーストマスターズクラブでは、毎月第4土曜日に例会(スピーチの練習会)を開催しております。遠方からのオンラインの参加も大歓迎です。
人前で喋る練習をしたい方はぜひご見学にお越しください。ご連絡は下記のアドレス(石井)までお願いします。

k.shijing@yahoo.com

また、関西地方には25箇所ほど、クラブがありますので、そちらの情報も載せておきます。

https://division-c-d76toastmasters.jimdofree.com

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