見出し画像

自分だけの色をつくり、帯揚げを染める体験ができる!?

こんにちは


カラッとした天気から梅雨の季節に移り変わるのを、工房内の湿度で感じながら着物を制作してる ふじや染工房 3代目 中村隆敏 です。

湿度といいますと、4月頃からの湿度の低い晴れの日は、気持ちが良いですよね。
でも反物を乾かす工程においては、乾きが良すぎるために平(たいら)に乾きません。
この時期は2~3日毎に工房の土間に水を打って湿度を80%位まで上げます。

だから、雨の日は乾きがコントロールしやすく絶好の染め日和。
でも、雨だと工房内が暗いんですよね。
色合わせは自然光で調整しているので悩ましいです。。
日々の自然の移り変わりと仕事が結びついているなぁと感じています。

さて、
昨年11月の"紺屋めぐり"では帯揚げ染め体験が、おかげさまで満員御礼となりました。
アンケート結果も大変喜んでいただけている内容でした。

そこで1dayですが、

大人のための帯揚げ染め体験を
7/16(日)に開催します!


今回の帯揚げ染め体験(約80分)では、生地選び・色選び~色づくり~練習の染め~本番の染め を体験していただき、
オリジナルカラーの帯揚げの制作をするイベントです。
今回は夏物の生地もご用意できました。
(夏生地に関しては、前回のアンケートのご要望の欄にかいていただきました。)

乾燥 ~ 色止め(蒸し)~水洗い(水元)~整理 ~ 発送(着払い)は、ふじや染工房で行います。
少人数での体験になりますので、染色の歴史や、
引き染めの歴史なども交えて職人とお話しできるかと思います。


当工房は、新宿区高田馬場で70年の歴史があります。
工房内は、創業当時から変わらない土間仕上げにしています。
(他にもたくさんの工夫がありますので、お話しできると思います。)

染色技法は、引き染めを得意としています。
この引き染めは、世界的に見ても珍しい染め方で、絹のツヤを損なわず、
良い発色、深い色を染めることが可能です。
一方で均一にムラ無く染めるのが難しい技法でもあります。

皆様には、この引き染め技法を体験していただきます。

以下の資料に詳しい内容が書いてありますのでご確認ください。


大変人気のイベントですのでお早めのご予約をオススメします。

ご予約はこちらから→ ふじや染工房 予約サイト (reserva.be)

なお、今後の予定は、
8/5(土)に親子de手ぬぐい染め体験を予定しています。
詳細決まり次第、ご案内します。

現在の仕事
・作家からの染めの依頼

完全オーダーメイド着物
染めの職人とパーソナルカラー診断士とがお客様と一緒になって、失敗しない色無地を制作します。

KENSAI 両面染め×引き染め
引き染め技法での両面染めは、どこもにもない生地の表情を創り上げます。

帯揚げ染め体験
昔ながらの工房にて、伝統的な引き染め技法で、
生地を選び、好みの色をつくり、染めるまでを80分で体験します。

手ぬぐい染め体験
昔ながらの工房にて、伝統的な引き染め技法で、
模様や手型など好きなお絵描きをして、手ぬぐいを染めます。

アクセサリー
色合わせの時に出る端切れを再利用して
可愛らしいイヤリングやピアスを制作しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?