雑煮-2

お雑煮は多種多様

皆さんがお正月に食べる機会が多いお雑煮は多種多様です。

その由来については、諸説あります。

その1つに、元々は武士社会で食されていたもので、室町時代以後、武士社会の献立が一般庶民にも普及していったというものがあります。

それ以前は雑煮のことは、烹雑(ほうぞう)と呼ばれていました。

は、東日本は四角い切り餅西日本は小さく丸めた丸餅で、日本アルプス辺りが境界線と考えられています。

また、餅を焼いてから汁に入れる生のまま汁に入れて煮るなど、作り方は地域によって多種多様です。

近年は他地域に移住する人々によって、作り方が混在してきています。

皆さまの家はどんなお雑煮でしょう。

【参考文献】
大間知篤三 川端豊彦 瀬川清子 三谷栄一 大森志郎 大島建彦編 一九七二 『民俗の事典』 岩崎美術社

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