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コミティア148 お疲れさまでした

先月、5月26日(日)に東京ビッグサイトで開催されました同人誌即売会コミティア148にサークル参加してきました。

スペースにお立ち寄りくださった皆さま、ありがとうございました!

今回、連載漫画の締切日近くということもあり、開催前日まできちんと告知もできませんでした。

前回参加時に製本予定だった『鷹取夢想』にページ追加したものを製作予定でしたが、あまりに連載漫画の作業が過酷だったため、断念。

前回の段階で完成していた『鷹取夢想』をコピー誌にしました。

…いえ、正確には、完成したと思っていました。

よくよく確認したら、所々気になる部分があり、結局修正してデータが完成したのはコミティア148当日の朝方でした。

毎度、スケジュール通りにはいきません…。

そんなこんなで自身のHPがゼロの状態で会場へ。

前回(コミティア147)よりは頒布数は少なかったですが、それでも新刊は13:30頃には完売してしまいました。

興味を持っていただき、ありがとうございました。

例年5月のコミティアはゴールデンウィーク中に開催されるのですが、今回は5月下旬開催となっていました。

それでも、会場内は人で溢れ、とても活気がありました。


自身のサークルは1人サークルで、なかなか買い出しに行き辛いのですが、今回、特に気になるサークルさんがありました。

近年はまったくサークル巡りができないのですが、

トイレ休憩で離席した際に、自身のサークルスペースと近かったため、ご挨拶に伺うことができました。

合同サークル「れきいし会

かとうゆずかさん、zinbeiさん、和多奈さん、宮野祐さん4名が参加されていました。

かとうゆずかさん

zinbeiさん

和多奈さん

宮野祐さん


れきいし街歩き 東京 浅草七福神編』 A5サイズ モノクロ 104ページ

かとうゆずかさん、zinbeiさんお二人による、浅草七福神にまつわる漫画が収録。

zinbeiさんは、かとうゆずかさんとお二人で実際に浅草七福神巡りをした様子を漫画化。
特にzinbeiさんは石造物(石碑、庚申塔等)が好みとのことで、それらの解説も描かれています。

かとうゆずかさんは、江戸期の浅草、特に隅田川流域の物語や伝説について分かりやすく紹介しています。


れきいし街歩き Vol.2』 A5サイズ モノクロ 54ページ

かとうゆずかさん、zinbeiさん、和多奈さん、宮野祐さん4名の合同本です。(以下、掲載順)

zinbeiさん
千葉県れきいし走り
ご自身の引っ越し先である千葉県でサイクリングしながら石造物巡り(主に庚申塔)を描いた漫画です。

宮野祐さん
出羽三山信仰を歩く 東京 北区・板橋区編
出羽三山信仰の痕跡がある東京北区、板橋区の各所を巡りつつ解説した漫画です。

和多奈さん
神奈川県の地神塔って、知ってる?
江戸時代に流行した「地神信仰」。
その解説や神奈川県内にのこっている石造物(主に地神塔)が紹介されている漫画です。

かとうゆずかさん
埼玉県杉戸の禹王の碑
中国夏王朝の帝、禹王の治水伝説と、
その碑がのこる、埼玉県北葛飾郡杉戸町深川の治水事業の話が描かれた漫画です。


『れきいし街歩き 東京 浅草七福神編』について、自身が定期的に浅草周辺を参拝しているので、地域的に身近に感じました
まだ行ったことがない場所もあったので、いずれ行ってみたいですね。

ちなみに自身は鶯谷の小野照崎神社を参拝してから、歩いて浅草寺へ行き、周囲の神社仏閣を巡っています。

『れきいし街歩き Vol.2』について、特に「地神信仰」については、自身にとっても縁があったりします。

それは、横浜市歴史博物館 企画展『昔とくらしと年中行事』(会期:2014(平成26年)1月25日(土)~3月23日(日))にて自身がポスター・チラシイラストを担当し、そのなかで「地神さま」のデフォルメイラストを描いていたからです。

また、当時このイラストをもとにフィギュア化もされました。
そんな事情もあり、特に本作はとても懐かしく思いました。

※この「地神さま」は地神講掛軸 文政12年(1829)を参考に描かれました。
港北ニュータウン周辺では、鍬と小槌を持つ地神像が多く描かれているそうです。

コミティア148当日、御本をお迎えしたら早々に立ち去ろうと思ったのですが、挨拶しておこうと思い、皆さまにお声掛けさせていただきました。
邪魔になってしまったかなと申し訳なさもありつつ、お互いのお話しができてよかったです。

次の御本が楽しみです。

そんなこんなでコミティア148は無事終了。
直帰して爆睡しました。

連載漫画のラストスパートやらその他諸々が忙しく、記事が今頃になってしまいました。

次回イベントは博物ふぇすてぃばる!
また準備に忙しくなりそうです。

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