私がソリストに。

私がクラリネットと出会ったのは、小学校の部活動でした。
今思えば、数少ない吹奏楽の名門小学校に偶然入学し、友達に誘われたからという理由で始めたクラリネット。ここまで続けてこれるとは思いませんでした。

高校の吹奏楽部では、顧問の先生からクラリネットのいろはを教わりました。勉強はそこそこ、部活に命かけてる高校生活でした。音大への進学も少し考えましたが、才能とお金がないとダメと顧問にはっきり言われ、諦めました。

大学に進学し、オーケストラと出会い、私の好きな音楽はこれだと確信し、卒業してもアマチュアオーケストラの活動をずっと続けてきました。

そんな時に巡って来たチャンス。

オーケストラをバックにソリストとして演奏する!

気ままにオーケストラ!という企画があり、午前中練習、午後に本番という、まさに1日だけで完結するオーケストラの演奏会。一期一会が楽しくて3回ほど参加していたのですが、来年の演奏会のプログラムは、モーツァルトのクラリネットコンチェルトK622。ソリストを募集しますとのこと。アマチュアでも応募可能とのことでしたので、レッスンの先生に話したところ、是非応募しましょう!と応募に必要な準備をすべて整えてくださいました。
応募したのは、なんと私1人。すんなりオーディションに通ってしまい、ソリストに確定しました。

私にソリストが務まるだろうか。今の時点で本当にわかりませんが、モーツァルトのコンチェルトは、クラリネット吹きなら誰でも憧れる名曲。人前で恥ずかしい演奏はしたくない。今までの経験をフルに生かし、アマチュアでもすごいと言われるような演奏をしたい。
これから頑張っていきます。

本番は来年の4月。練習の記録を残したくてここにつづっていくことにしました。


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