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今スポーツ界で活躍するのに必須な5つの力

私の実体験で確実に断言できるスポーツ界で活躍するために、必要な5つの力です。私自身もスポーツの会社の起業家として、この5つの能力を高めるために、日々思考をめぐらせ、足を動かしています。

この5つの力はもしかしたら、選手にも当てはまるんじゃないかなと思ってるので選手の皆さんも読んでみてください。

⒈ 情報収集力

情報収集力の重要性は今の情報多寡の時代においてめちゃめちゃ重要です。よく「スポーツビジネスを学びたい、何から学んだらいいですか?」と学生から質問を受けます。社会人からも「スポーツビシネスを学びたい。スポーツの仕事をやりたい。スポーツ現場で働きたい」といった相談を受けますが、私から言わせてもらうと自分が求めている情報が入ってくる環境、アクセスできる状態にいないことが非常に詰んでいるなと思います。

あなたの今いる環境はスポーツの1次情報(アンケート・実体験など)を常に得れる環境なのか、2次情報(本・論文・ニュースなど)をインプットしているのかです。専門的な情報を求めているのならば尚更です。

1次情報:自身の活動体験によって手に入った情報
2次情報:1次情報を体験した人の考察(3次情報:2次情報のまとめ)

なのでもしあなたが、スポーツビジネスを学びたいけど何から学んだらいいかわからない状態なら、今すぐその環境を変えるか、情報が入ってくる環境に身をおき、自分から情報を積極的にキャッチアップしてください。そして情報はできるだけ1次情報を得るようにしてください。スポーツ業界の情報が入る状況なのであれば、外の情報を手に入る環境に身を置くようにしましょう。

サッカー選手になりたいのに、サッカーができる環境でもなく、サッカーを教えてくれる人もいなく、参考になる人が身近にいない状況で上手くなるわけないので危機感を持ってください。バスケ部に入ってる意味がわかりません。せめて兼部しましょう。

結局、何していいかわからない人向けに言いますと、自分がやりたいことをやっている人を探して一緒に仕事をする。その人の思考やスキルをマネする。ある特定の情報、自分にとって必要な情報を得たいのなら、お金をかけて情報収集する。お金をかけずに情報収集する。お金をもらって情報収集をしましょう。それぞれで得れる情報が違うしスピード感が圧倒的に変わります。


⒉ 0→1力

この能力は非常に重要です。0→1と言われると多くの人が"起業"や"新規事業"といったイメージを持つかもしれません。何もない状態に、何かしら創り出す、無から有を作れる力と解釈している人がいると思いますが少し違います。

わかりやすい表現でいうと「言われないと動けない人じゃない」ということです。自分で課題に気づき、自分で解決方法を思いつき、実行できる人です。もっと言うと仕事や日常の中で感じる「不」を如何にして感じ取り、その原因を要素分解し、仕組み化して(属人的でもなく処方箋でもない方法で)解決する。これができる人です。

周囲にそれを解消するとどれだけ大きく変わるのかを伝え、最小限の労力で周囲を動かし、実行するためのチームを内外の人的リソースを駆使して素早く構築し、スムーズに実行することができる能力です。

0→1に必要なのは奇抜なアイデアが必要かと言われると、そうではなく、経験値と情報量とほんの少しの閃きだと思います。見過ごしがちだが、誰も目をつけていなかったことに気がつけれる人は重宝されます。

0→1力を高めたければ、面白そうなイベントをやるとかではなく、課題を見つけて、自分で解決方法を考え、実行してみてください。起業や新規事業が手っ取り早いですが、身の回りの課題や、今いる組織の課題、今使えるリソースを使って課題解決をしてみて下さい。


⒊ マネタイズ力

正直、膨大な「不」があるスポーツ界はそれに気づけても、その「不」を解消することが、収益に繋がるのかまで考えていない人が多いです。また利益を生むビジネスモデルを考えれない、実行できない、ここはスポーツ界を目指す多くの人が圧倒的に弱い部分だとと感じています。

スポーツ選手を稼がせたい。
競技環境を整えたい。
競技人口を増やしたい。
セカンドキャリアの問題を解決したい。
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できてない原因は?
その「不」を解消することで利益は生み出せる?
それはビジネス?ボランティア?

例えば、誰がお金を支払うのか、どれくらいいるのか(市場規模)、利益を生むオペレーションモデルになっているかまでイメージできるかが重要です。気づいた「不」に対する解消方法=アイデアをどのようにして事業化に繋げるかです。

考えた事業が労働収益なのか、権利収入なのかいずれにしても、収益商品は一つに絞るべきだと思います。全ての課金ポイントから収入を発生させるのではなくて、あるポイントを赤字にしたとしても、メイン商品の収益性が高く、それを購買するまでの設計とオペレーションが強いと利益は大きくなります。

マネタイズ力とは利益を生み出すプロセスを仕組み化、構造化する力です。また、マネタイズポイントを変える、周辺領域に拡大するといった着眼点をもって実行する力でもあります。

新型コロナの影響により、経済状況は非常に悪くなっていきます。スポーツの優先度は落ち、スポーツ業界はより苦しい状況になります。あなたの考えた事業=解決しようとしている「不」は、本当に世の中が解決を求めていて、既存の産業構造を変えるほどの大きな可能性を秘めているのでしょうか?考えてみてくさださい。

1番効率的にマネタイズ力を身につけたければ、売るという行為をとにかくして、プロセスを改善して、また売ってのサイクルをガンガン回しながら経験値をあげてください。売る体験をしてないのにマネタイズ力は上がりません。

⒋ 危機管理力

一般的には、想定しうるトラブルが実際に発生した時に、その被害をできるだけ抑えて対処する能力のことです。これは経験則よって身につけることができます。しかし、ここでは最悪をいかに具体的にイメージでき、それを絶対に回避する能力のことを言います。

リスクを怖がる人のほとんどは思い込みです。つまり体験したことないにもかかわらず、2次情報から判断したか、なんとなくなのです。著書『ファクトフルネス』を読むといいでしょう。

"リスク"という横文字っぽく言うからふんわりしてしまうと思っていて、日本人らしく「危険」という言葉にしたらいいと思います。その決断、行為って危険?って確認してみて危険なら絶対やらない方がいいと思います。

私が思うに、保険は世間が使っている広義な意味でのリスクに保険をかけているわけでなく、予測が困難な危険(死亡、災害、事故)にたいして保険を支払っているから成り立っていると思っています。

例えば、大学を辞める、行かないことをリスク、起業することがリスクという人(親とか学校の先生とか)がいるとします。この行為自体が危険なのかといえば全く危険ではありません。危険というのならその根拠を示してください。

大学を辞めても、起業しても危険なことは一個もないのです。危険なのはその先で何するかのプロセスの中で、判断をミスることで危険が訪れるだけです。つまり大学行こうが就職しようが結局かかえている危険は同じだからリスクなんてその判断自体にはないです。なので反対している親や先生は単純にあなたを信頼してないと思ってください。

危機管理力とは、何するかのプロセスの中で、判断をミスを回避する能力です。自分の判断が100%正解なんてことは絶対にありえませんので、状況に応じて考えを柔軟に変えたり、きちんと損切り・撤退ができなければなりません。

大事なのは、何かをするプロセスの中で判断基準を設けることです。「この時期までにこういう状態にならないと撤退」というポイントが段階的に設けられるかです。そうすれば、最悪の自体を免れます。なので最悪を想定できない、危険を感知できない、何もわかっていない楽観主義はシンプルに危険です。自分だけで無く周囲までも危険に晒します。

⒌ 調整力

調整力はそのままの意味です。BtoBでもCtoCにおいても、人の介入が多いスポーツ業界ではスケジュールや進捗のペース配分、とにかく合わせる力が求められます。決断も行動もスピード感が重要ですが、ステークホルダーが多い業界なので決断も初速も遅いです。また、双方向だけでなく、第3者の意向をも汲みとらないといけない時が多くあります。

調整力のコツとしては、他者のビジネスプロセスに入り込むことが重要です。 例えば自分の上司の業務を把握し、その上で上司との打ち合わせをし、取引先とのアポイントの場、交渉の場をセッティングし、そして進捗を把握します。

相手がどんな業務をしてどんな行動をしているのか、その中で自分の提案や考えを通すこともあれば、互いの着地点を見つけてそこに導きます。この能力は自分がどの立場にいようと、この能力が高ければ間違いなく求められ人材にもなります。

調整力を上げたければ、積極的に、仕事を受けましょう。人がやらない事をどんどんやって、業務効率をどうやったら上げるかを考えれるようにしましょう。相手のビジネスプロセスに入るにはそのプロセスを知ることからです。「それやります」が「やっときました」に変われば調整力はかなり上がってると思います。


私自身もまだまだですが、この5つの能力が高い人は困らないと思います。自分で稼ぐことができるし、時代の変化にも適応できます。何よりスポーツ界で活躍できます。コロナの影響でこのスポーツ界は大きく変わると思っています。ただアフターでもウィズでも、この5つの能力は間違いなく求められます。

弊社が運営しているWPPビシネスではこの5つの能力を身につけれる環境にしていきたいと思っています。今だからこそオンラインの勉強会を通じて、私の経験に基づくノウハウや情報は全て共有します。アウトプットの機会を用意して、目的をもったインプット機会を提供します。それだけスポーツ界にはやらねばならない事が沢山あります。

もし興味がある人はぜひWPP一緒に成長しましょう!10億くらい動かすチームを作りたいです。お待ちしてます!100個くらい事業プランあります。学生でも社会人の副業でも、今だからこそ、やれることやりましょう!




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橋本 貴智
自分にしか発信できない、スポーツに関わる全ての方にとって役立つ情報をGiveし続けたいと思います。