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人的資本の開示が広がってきました…

おはようございます!
 
社食だけは食べたくない。
 
私が就職活動をしていた時に、
会社を選ぶ基準の一つでした。
 
いくら安いからと言って、
会社が用意した飯を唯々諾々と
皆と食べることは嫌でした。
 
細かなことではあるけど、
そこまで会社の言いなりには
なりたくなかった。
その分、給料に上乗せして欲しい
と思ったものです。
 
社会人になって、
社員の歓送迎会がありました。
 
定期的にやる
会社主催のパーティは良いものです。
ただ、時々、小グループでもやるから
会社の補助をしてほしい
と社員が言い始めた時は
違和感がありました。
 
歓迎したいと思うのならば、
自腹を切ってやりたいと思わないのか?
と私は思ってしまうのです。
 
安くても良いので、
自分の稼いだ金で、
自分の飯を食う。
 
好きなように食う。
 
その中で、歓迎したい人がいたら、
その席に呼んで、ご飯を分けて話をする。
その方が良くないか?
そんな気分でした。
 

 
さて、いま、
上場会社が公に出す報告書で、
グループ会社社員の
脂質や血圧、肝機能に
問題があるとされる割合や
社員の「メタボ率」を
公表し始めました。
 
人材不足の経営環境の中で、
これだけ社員の健康に
気を配っていますとアピールして、
採用力を強化して、
投資家からもお金を集めよう
としているのでしょう。
 
それはそれで、理屈は通っています。
 
でも、そこまでされたいか?
と問いたくなります。
 
個人の領域に、
会社が踏み込みすぎではないか?
会社に踏み込ませすぎではないか?
と私は問いたくなります。
 
私は社員の心身の安全と健康は
経営の最優先課題だと考えて
やってきましたが、
それをこのような形で
公表しなければ
人は集まらないのでしょうか。
集まった人たちは、
一緒に働きたいと思える人たち
なのでしょうか。
 
遠目にみて、
変なことが始まったな
と私は思います。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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