見出し画像

マスクと組織の壁

おはようございます!
 
マスクをしなくてよくなりました。
 
私は、
病院ではマスクしますが、
それ以外は、しなくなりました。
 
まず、格闘技でマスクをしなくなったのが
肉体的にとても快適です。
 
口と鼻に汗で張り付くマスクは
酸欠になりやすく危険でもありました。
 
そして、普通に外を歩けるのは
精神的にとても楽です。
 
しかし、私の周りを見渡すと、
マスクをしたままの人が8割でしょうか。
 
聞いたのですが、
感染を避けるために
マスクをしている人はほとんどなく、
なんとなく外したくない
という人が大半でした。
 
人前に表情をさらさない生活に慣れると、
外してよくなっても、
なんとなく嫌なものです。
 
その気持ちは、私にもあり、よくわかります。
 
一気にマスクを利用しなくなった
アメリカとは対照的です。
 

 
この現象は、国民性を表していると
私は考えています。
 
開放的なアメリカ人と、
慎ましやかな日本人との違い
です。
 
こうした特徴は、
人の個性分析でも
よく見られます。
 
私の個人的体験でも、
日本人の組織は、
一度個室で仕事をするようになると、
部屋にこもるようになり、
なかなか出てこなくなります。
 
そして、
部屋のルール、
個別組織のルールができて、
ローカルルールとなり、
派閥ができ、
時にはいさかいが絶えなくなります。
 
その部屋から、
人を引っ張り出すのは
本当に苦労します。
 
部屋から出るだけなのに、
会社を辞める、辞めないといった
とんでもないことにまで
発展することもあります。
 
そのような経験から、
私はフリーアドレスが好きです。
社長も、部長、課長も、平社員も
大机に肩をならべて仕事をするやつです。
 
プライバシーが必要な時は、
会議室を予約すればよいだけです。
 

 
このフリーアドレスを
病院でもやりたいのですが、
これがなかなか手ごわいのです。
 
感染を防ぐために、
部屋が分かれているという理屈は
わからなくもないのですが、
ことの本質は、
医師や看護師、検査技師、MSWなど
保有資格者ごとのセクショナリズム
だと私は感じています。
 
それが病院組織の強さでもあり、
弱さでもあります。
 
せめて、
ドア・オープン・ポリシーで
ドアくらい絶えず
あけておきたいものです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?