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当たり前のアドバイスを聞いてもらうには

おはようございます!
 
人間ドックの当日、
最後に、お医者様と話す機会があります。
 
わかる範囲で、
検査結果などを教えていただけます。
その時の会話で感じたことをいくつか。
 
その場でのアドバイスは、
その利用者がどのようなことに
動機づけられているか?
を探ることがとても大切だと感じます。
生活習慣にかかわることを話すときには
特にそうです。
 
お酒を控えましょう。
規則正しい生活を心がけましょう。
なぜならば、肝臓の画像を見ると・・・
だからです。
更に、検査の数値を見ると・・・だからです。
ということを言われるわけです。
 
ただ、お医者様のほうにも、
あまり言ってもきかないでしょうね
という諦観があり、
利用者のほうにも、
またあれを言われるのでしょうね
という諦観があります。
古典落語のような予定調和です。
 
そこで、思うのです。
草野球をするのがとても好きな人ならば、
あと2キロ体を絞ると、
切れのあるライナーが打てますね
と言ってみる。
孫と会うのが楽しみな人ならば、
お孫さんの成人を見届けるために、
休肝日を週一日もってみませんか
と問いかけてみる。
 
人によって、
感度が良いレセプターは違います。
そのレセプターをいち早く見つけて、
それに刺激を与えてみる
とよいと思うのです。
 
経営コンサルタントも同じです。
やったらよいと分かっていることが
ほとんどです。
それをどうやって、
やってみようと思っていただけるかが
勝負どころです。
 
「最近、楽しかったことは何ですか?」と
まずは聞いてみましょう。
 
それと、
一つか二つに絞ることです。
いくつも話しては、心に残りません。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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