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頭脳のよさと心根のよさ

おはようございます。

昔、ある経営者から聞いた話です。

頭脳が良くて、心根が良い人は、まる。

頭脳が悪くて、心根も悪い人は、ばつ。

問題は、
頭脳が良くて、心根が悪い人と、
頭脳が悪くて、心根が良い人の
トレードオフ。

その経営者の考えは、
頭脳が悪くて心根が良い人を優先する
とのことでした。

理由は、
頭脳が良くて心根が悪い人は
長い年月の中で、
取り返しのつかない大損失をもたらすからだ
とのことでした。

若い頃の私は、
その話にはピンと来ませんでした。
どちらも適材適所で使いようだと思いました。

しかし、私も長い年月を経て、
その人の言うことが少しわかってきました。

心根が悪いかどうかは置いておきます。

その上で頭脳が良い人は力があるので
どんどん大きな権限を持つことになりますが、
人間何十年もやっていると
一度は失敗するときがくるのです。

そのまれの失敗が、力があるが故に、
取り返しのつかない大きさで起こるのです。
そして、全てを元の木阿弥にしてしまいます。

このことは、
真実に近いと私は思い始めています。

目線を5年に置くのか、10年に置くのか、
50年、100年にするのかで、
考えることは変わります。

物語にも出てきますが、
村の長老のいうことには耳を傾けるべき
若者の盲点があります。

今日もよろしくお願いします。

安島

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