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三国志×経営 第1回「桃園の誓いは経営でも実際にあるのか?」

さてさて本日より始まった「三国志×経営」。
このnoteでは三国志が大好きな税理士の高橋輝雄(自称“錦馬超”高橋)が三国志と経営を絡めてお話していくというものである。

第1回は三国志の物語はすべてがここから始まったとも言える「桃園(とうえん)の誓い」を題材にしていこう。

桃園の誓いとは?

桃園の誓いは三国志でも比較的序盤でのイベント。私のバイブルである横山光輝(みつてる)さんの「三国志」(私のnoteでは以下「横山三国志」に統一する)でも第1巻に収録されている…というかサブタイトル自体が桃園の誓いでした(汗)

この桃園の誓いというのは主人公である劉備(リュウビ)・関羽(カンウ)・張飛(チョウヒ)がこれからの自分たちの運命を共にしようと劉備の母親が用意してくれた宴にて契りを交わすのである。

「我ら天に誓う我ら生まれた日は違えども 死す時は同じ日同じ時を願わん」

男ならこの場面を見て「こいつら熱い、熱いぜぇぇぇ!」と思うだろう。いや、そんな事は思わなくても幼馴染や同級生などでもなく、こんな言葉を言える間柄の仲間がいたらどんなに心強いであろうか。

実際に彼らは一時的に物理的に離れる事が何度あっても、その心が離れた事は最後までなかったのである。(同じ時に死ぬという願いはかなわなかったが…。)

友達の少ない私からすると、こういった命をかけて守れる家族以外の仲間がいるというのは実に羨ましい限りである。

経営において桃園の誓いは成立するのか?

さて、ビジネスにおいてこの桃園の誓いのような関係は成立するのだろうか?ビジネスにおける桃園の誓いを考えてみるに、それはスタートアップ時における株主や役員と考える事もできる。

私は税理士という職業柄、中小企業の顧問という立場が多いのであるが、このようなスタートアップ時に誓い合った関係というのは残念ながらもろくも崩れ去るという事が多い。

特に会社の成長度合いが早いほど創業者同士の意見の対立などが出やすい。これは神田昌典さんの「成功者の告白」(講談社)でも創業時のメンバーとたもとを分かつ場面に描かれている。

もともと描いた会社のビジョンと、いざ実際に経営が始まった時に起こる現実が異なるのは仕方ない。その時にどんな選択をするかは社長たちそれぞれの思いにより異なるだけに、ともすれば袂を分かつ事も生じるのである。

しかしながら、そのような中でもまれに創業時から二人三脚でかなり会社を大きくするという人たちもいる事だろう。

紆余曲折はあるだろうが、それは本当に幸せな経営者であると私は思う。

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という事で第1回のお話はここまで。

「スキ」をもらえると私も書く気がおきます!
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