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なんや知らんけど、ってつけといたらええねん。

私は36歳で婚活を始めた。
その時の自分が一番好き。
よくやった!!
その年のMVPは満票で私がもらってても良かったと思っている。

30歳を過ぎると、急激に傷つくことや馬鹿にされることが怖くなり自意識過剰になっていました。
〇 36歳独身ナースですけど何か?!
〇 彼氏?いませんけど、しっかり自分で食べていける方がえらいと思いますけど何か?!
〇 友達みんな結婚してるでしょ?ハイしてますけど、幸せそうには見えませんけどね!幸せは自分で切り開くものちゃいますか?!

「現状をしっかり受け入れておりますけど、なんか文句ありますか?!」

ってなもんで誰からもそんな質問されていないのに、いつ突きつけられてもリー即答えられるようにしていました。
自分の人生をなんとか正当化しようと。

絶対誰もそんなん言わへんし、私の事なんて見てないのにね。
THE 一人相撲、西の大横綱やったと思う。

そんなんやから、本心を言う事が出来ないというか、してはいけないというか、したらアカンというか、できやしなかった・・・。

40歳を過ぎると成婚率がぐっと下がってしまうのはそれが原因ちゃうかと思う、男女ともに。

結婚したくて相談所に入会した。
お見合いのお申込みが来た。

‟えっ、なんで僕に(私に)?僕の(私の)どこが? たくさんお申込みをした一人なんやろな、間違って押してしまったのかも?あっ、どうしよう僕は(私は)あんまりタイプではないけど、申し訳ないし、カウンセラーさんも是非って言し・・・”

ハイッ!しっかり、一人相撲始まってます。

”20代のリアクションって、ものすごくシンプルですよ。
わー、嬉しー。タイプかと言われたら微妙ですけど、とりま会ってみます。今月はお見合い月間にしてるんで、会えるだけ会います”

こんな感じです。
デートの報告も同様、

‟まだ好きとかそういうのではないですけど、一緒にいてて嫌やなあっていうのはなかったです。初デートで4時間は少し疲れちゃいましたけど" 

それがアラフォーになるとどうなるのか、

‟色々お話しはできましたけど、初デートで4時間は疲れました。”

のみ、
あなたの感情は!?
自分の感情に蓋しまくって、吹きこぼれて出てきた部分がほとんど愚痴だっらり、お相手への不安材料だったり…。

そんな、あなたに「なんやよう知らんけど」を差し上げます。

・ なんや知らんけど、いい意味でいままでの方と違う印象を受けました。

・ なんや知らんけど、ちょっといいかなと思いました。

・ なんや知らんけど、話しやすいです。

こっちが先に好きになったとか思われるのが嫌なんやろ!
相手が好きになってくれたら、考えますなんやろ!
傷つきたくないんやろ、せやから "なんや知らんけど” つけといたらええねん。
一時、その時そう思っただけなんでって感じでいいからね。
そのなんや知らんけどが、意外と心の整理につながるんやでぇ~。
その小さな一歩が、人生で一番頑張った、一番好きな自分に出会える大きな一歩になるかもしれない。


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