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『中小企業診断士一次試験』最短合格のルート〜中小企業診断士への道〜

中小企業診断士一次試験試験最短合格へのルートと題して、科目ごとに紹介する連載記事を投稿いたします。具体的な勉強法や、使用テキスト、スケジュールなどを具体的に示しながら紹介していきます。令和5年の受験を予定している方、特に独学での合格を目指す方必見です。是非、ご覧ください!

全科目に共通する部分をお届けします。
令和4年2次筆記試験も無事に通過しましたので、別記事で2次試験についてもご紹介をする予定です!


まずは自己紹介

皆様、こんにちは!まずは、本記事を目にしていただき誠にありがとうございます。本連載では、中小企業診断士1次試験を突破するために必要なノウハウを余すことなくお伝えすることを目的としております。私自身は製造メーカーに勤務する中堅社員入口の人間です。人事、経理といった間接部門を中心に経験をしてきました。
これまでの業務経験を体系的に振り返るとともに、将来的にはMBA の取得を視野に入れて中小企業診断士の資格勉強を開始することにしました。令和3年に初めて中小企業診断士1次試験を受験しました。初年度は5月末から受験勉強(勉強期間約3ヶ月)2科目(経営情報システム・経営法務)の受験を行い、いずれも科目合格し、翌年の令和4年に1次試験に合格いたしました。
(2次試験は、令和5年に初めて受験→結果待ち→無事に2次筆記試験通過しました)
2次筆記試験まで合格をしている身ではないですが、1次試験のノウハウをなるべく記憶の新鮮なうちに共有したいと思い、今回、noteにまとめることにしました。

私自身の中小企業診断士1次試験の結果

<令和3年>
・経営情報システム 72点
・経営法務 64点
<令和4年>
・経済学 72点
・経営財務会計 76点
・企業経営理論 69点
・運営管理 83点
・中小企業政策・白書 57点


私自身は独学とTAC講座の両方を利用して学習

私自身の学習スタイルは令和の4年受験の経営情報システムと経営法務は、独学で受験し、令和5年のその他の5科目は、TACの1次・2次合格本科生 セレクト(令和5年受験では1次・2次速習本科生という名称)とのという講座を受講しました。

この記事で得ることができるノウハウ

この記事で得ることが出来るノウハウ(独学中心・一部資格学校での学習を想定)は以下の通りです。
1. 1次試験独学(一部、TAC受講での講義あり)のスケジュール
 ・2023年1月から勉強開始を想定
2. 使用すべきテキストと受講すべき資格学校の模試・講座
 ・独学を基本としますが、一部資格学校の講座を使用します(TACを想定)
3. 勉強の進め方
 ・インプットをしてからのアウトプット
 ・私自身のオリジナルまとめノートの例を公開
4. 取得すべき周辺資格
 ・販売士2級は取得すべきか
 ・簿記3級・2級と取得すべきか
5. 1年合格だけではない!1.5年で1次試験を突破する考え方

1次試験独学スケジュール

2023年1月から勉強を開始した場合の7科目全体のスケジュールは以下の添付資料(図1)の通りです。受験年の1月スタートは、短期合格を目指す方の通常開始時期ですが、学習開始としては決して早くはありません。一般的に中小企業診断士の合格に必要な学習時間は1,000時間程度と言われていますが、1次試験に限ると700時間程度の学習が必要と言われています。ただし、700時間学習すれば良いという訳ではなく、いかに効率的に重点分野を繰り返し過去問と模試の復習が出来るかということに合格のポイントがあります。

中小企業診断士1次試験は、1科目ごとの難易度は決して高くはありません。他の資格検定に置き換えると3級から2級の難易度です。しかしながら、7科目という科目数の多さゆえに学習領域が広く、難易度が上がっています。(しかしながら、1次試験突破という点からは科目数が多いことが有利になるケースもあります)

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