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夏の始まり

F1のように過ぎ去った2022年の梅雨。史上最速の梅雨明けとなった。
自分がボケたか?と思わせるほど思い出も記憶も無い。好きなアジサイも一瞬だったし、折り畳み傘もほぼ出番がなかった。
また雨か。洗濯物が溜まる一方だ。そんな毎年恒例の悩みの心配も無し。
だけども、降るはずの雨が無ければ水不足になるし、物価高騰に電力不足、熱波が続くだろう今年の夏は今から恐ろしい。

七月初旬でのことですが、川崎大師に出かけるとちょうど風鈴祭りが開催されていました。風鈴の音色に夏の調べを感じ、心が安らぎました。

日本中の風鈴が吊るされていました。たくさん種類があるんですね


昔は夏になるとどこの家からも風鈴の音が聞こえ、どこの家の風鈴が良いか、デザインや音の種類を登下校で探したものです。
今ではそれを苦情する人も出てきて、風鈴の音でご近所トラブルになるこのご時世に寂しさを覚えます。世知辛い世の中になりました。

7月上旬は七夕もありましたね。
何気なく七夕の歌を口ずさんでしまうのですが、大して意味も知らずに43年誤魔化しながら歌ってきました。今回は気になっている部分を調べました。

ささの葉さらさら のきばにゆれる
お星さまきらきら きんぎんすなご

ごしきのたんざく わたしがかいた
おほしさまきらきら そらからみてる

太い黒文字箇所分かる人???
これ知ってたら学校の先生レベルですね。

意味はと言うと、

「のきば」漢字で軒端。軒端は屋根の端を意味し日本家屋にみられる、軒先(のきさき)や軒下(のきした)を差します。昔の夏はいろんな家で風鈴が吊るされてましたよね。

どこか懐かしさを感じる日本の夏の風情。

「すなご」砂子は金箔や銀箔を粉末にしたもので、襖紙(ふすまし)や色紙、短冊などの装飾として用いられてきました。夜空の星たちが金や銀にきらめき、砂子のようであるとうたわれています。

お屋敷こんな襖の柄がありますね。

「ごしき」は漢字で「五色」と表記します。五色とは、古代中国の陰陽五行説に由来するもので、青・赤・黄・ 白・黒(紫)の色を指します。七夕では、短冊や吹き流しに5つの色を用いることで、魔除けの意味をもたせたと伝えられています。そして七夕は昔「棚機」と書き、機織りの上達を祈願していたことから芸時や習い事の上達の祈願に変わっていきました。

私利私欲のためじゃないのです。

現代では好きな色で願い事を書いたりしますが、意味を知り正しく願い事が書ければ一層叶いそうですね。


随分昔七夕の日に天の川が見たくて夜中に車で富士山の五合目まで行ったことがありました。地上はもちろん汗ばむ暑さ。富士山の五合目に到着すると半袖シャツでは辛いくらい気温が低く、そこにあった自販機であたたかいコーンポタージュを買い飲んだ思い出があります。
富士山舐めちゃいけません笑

そして七夕でなくても月明かりが少なく町の光が無い山や高台、田舎であれば天の川はいつでも見られることを知ってからは、七夕に天の川を見るというロマンは消えたのでした。。。。。

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