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手術が怖いので、静脈麻酔や笑気麻酔を使いたいのですが……

カウンセリングをしていて、意外と多いのが、「麻酔が怖い」「痛みに弱い」という患者様です。そのため、通常の局所麻酔ではなく、笑気麻酔や静脈麻酔での手術をご希望される方もいらっしゃいます。
手術のさい、笑気麻酔や静脈麻酔でできるのでしょうか。その疑問に高須クリニック名古屋院院長 高須幹弥医師が回答します。

笑気麻酔は行っておりません

笑気麻酔などの吸入麻酔で行ってほしいというご希望に関してですが、当院では行っておりません。

笑気ガスを使う吸入麻酔は、本来なら総合病院のような大きな専用の配管設備があるところで使用するものです。
クリニックのような通常のオフィスビルの配管設備の中には麻酔ガスを棄てるための配管設備はありません。配管設備のないところで使用すると、麻酔ガスがビル内の他の施設まで及ぶこともあります。妊婦さんがいらっしゃることもあり、色々な人に迷惑をかけないためにも、麻酔ガスが必要でない治療に安易に使用することは慎んでおります。
どうぞご理解ください。

静脈麻酔でもできなくはありませんが、おすすめはしていません

静脈麻酔というのは、点滴をとって静脈麻酔薬を流し、意識が半分ない状態で手術する方法です。

二重まぶたなどの目元の手術をする場合、静脈麻酔をしていると半分眠っており、手術中に目を開けた状態の確認ができないため、手術する医師からすると、100%の結果を出すことができないことがあります。
それでもどうしても静脈麻酔を希望される方は、一部施術を除いて静脈麻酔で手術することもあります。
鼻の手術や顎のシリコンプロテーゼに関しては、麻酔液などが口の中に流れ込み、むせて咳き込んだりする可能性があるのでおすすめはしておりません。目元の手術と同じで、どうしても静脈麻酔で行ってほしいと希望される方には、応じる場合もございます。
しかしその際には、専門の麻酔科医が付き添い、気道を確保した状態での全身麻酔をおすすめしています。

ご希望される場合は、まずは一度担当医にご相談ください。

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一人一人に合った麻酔で、できる限り痛みを軽くいたします

高須クリニックは、麻酔というステップを非常に重要で大切なものと考えています。
そのため、患者様に適正で安心・安全な麻酔を行うため、以下のようなことに注力しています。

・施術ごとの適性を見極め、一人ひとりに合わせて選択
施術メニューに適した麻酔や、麻酔が効きやすい・効きにくいなどの体質も考慮し麻酔を行っています。

・不安を取り除き、美しい仕上がりを目指して、出来る限り痛みを軽く
「痛い」という感覚は血管を収縮させ、出血量を多くさせるため、傷の腫れや治りにも少なからず影響してきます。
そのため、局所麻酔の前にクリーム麻酔をするなどして、当院では患者様の痛みを軽減させることにこだわっています。

・高度な技術を要する全身麻酔は、専門医が術中つきっきりで管理
全身麻酔は術中の微妙な調整を必要とするため、必ず専門の麻酔医がずっとつきそって管理しています。また執刀医は麻酔に関して専門医に任せられるため、自分の持てる技術を最大限に発揮できることにつながります。

・麻酔を熟知した麻酔標榜医だからこそ、キメ細かな配慮が出来る
麻酔というのは特殊な分野。通常の医師免許とは別に「麻酔標榜医」という資格が設けられています。だからこそ身麻酔は専門医の手で、危険な硬膜外麻酔はやらない、局所麻酔の前にはクリーム麻酔を・・・ときめ細やかな対応を高須クリニックではおこなっております。

このように、患者様に「安心・安全」を提供できるよう、常によりよい方法を考えております。
どのような麻酔でも、どうぞ安心してお任せください。

【ご予約・お問い合わせ】⠀
0120-5587-10⠀
https://www.takasu.co.jp/cgi-bin/form/contact.cgi?cv_id=note
※症例写真や施術に関するご質問なども上記までお願い致します。


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