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#分解のススメ 形状から加工方法まで考察する「観察スケッチ」檜垣万理子

5月21日に第1回をしたのを皮切りに、 #分解のススメ というオンラインイベントを開いています。先週6月13日に行った第2回では、年間300製品の分解/1000チップの開封を手がけるテカナリエの清水さんが衝撃的なプレゼンを行いました。

分解は設計者との対話

第1回のイベントから、分解の知見を5つのTipsにまとめた記事を描いたのですが、全イベントに共通するポイントは「分解は設計者との対話」でした。

第3回のイベントに登壇頂く檜垣真理子さんの観察スケッチは、まさに設計者との対話に満ちています。

#観察スケッチ

プロダクトデザイナーの檜垣真理子さんが書籍にまとめた #観察スケッチ は、2018年に空間デザイナーのヤマシタマサトシさんがこのハッシュタグで間接事例を発表してから、様々な人がSNSにアップするようになりました。

檜垣さん自身がスケッチしているものは、デザインだけでなく加工方法や素材についても詳しく記述しています。たとえば木製のペン立てについて、「円の形状なので旋盤で加工しやすく、角を丸くしているのは、もともと旋盤のチャックで掴んでいる跡を削る効果もあるのでは」など、どういう目的でどういう加工が行われたかまでスケッチと一緒に書いてあるのはとても興味深い。

檜垣さんが登壇する今週末のイベントはすでに満席ですが、youtube liveで配信します。


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