CD断捨離 -新時代の新生活スタイルへ-
音楽大好きな僕ですが、とうとうCDすべて捨てました。
500枚近く持っていたと思います。
ここまで10年かかりました。
iTunes日本上陸が2005年。AppleMusicは2015年。
2005年以降、CDをちょっとずつ捨てたり、収納場所を減らすためにケースを捨て、中身をファイル収納したりしました。
まだまだiTunesにない曲もあり(日本のアーティスト)CDで持っておく必要もありました。
それとパソコンのHDD容量の問題もありました。
2010年頃になってもパソコンのHDDは500GBくらいがメインで、すべてのCDをロスレス(非圧縮)で取り込むには容量が足りません。
圧縮音源AACにして保存するにはまだまだためらう時期でした。ビットレートのメインはAAC128kbpsの時代です。ちなみにCDは1411kbpsです。
しかし、2015年、AppleMusicの登場で大きく変わりました。
もうダウンロード購入すら必要なくなり、クラウドメインになり、パソコンのHDD容量など関係なくなりました。
2018年頃からは邦楽の有名アーティストもAppleMusicで配信を行うようになりました。
こうなるともう、CDを持っておくどころかパソコンに曲を保存しておく必要もありません。
ダウンロードすら必要なく、ずっとストリーミングでOKです。
スマホで聴く場合は、必要な曲だけダウンロードしてオフライン再生すれば、電波の入らない飛行機でも聴けるし、ギガも減りません。
いま、自分のパソコンに保存しているのは、AppleMusicにない昔の曲とロスレス(非圧縮)で保存しておきたい好きなアーティストの曲です。
AppleMusicの良いところは、自分のパソコンに保存している昔の曲(AppleMusicにない曲)もクラウドにアップロードして保存してくれます。
ですので、パソコンが壊れた場合も安心です。もちろん外出先でスマホにダウンロードして聴くこともできます。
最後まで持っていたCDは10代の頃に買ったものでした。
やはり学生の頃に3000円出して買った好きなアーティストのCDはなかなか捨てられません。
しかしよく考えたら、そのアーティストすら自分たちのCDをもう持っていない気がします。小室哲哉が90年代のglobeのCDを今も持っているでしょうか。持ってない気がします。
そして、今年になりやっと、思い切って可燃ごみの日に捨てました。(僕はCDや本は売りません。手放す時は捨てます。)
その後、気になるかなあと思ってましたが全く気になりませんでした。不思議なもので持っていたことさえ忘れてしまいます。
やっぱりもう必要なかったわけです。
よく考えればCDをケースから出して聴くなんてことは10年以上ほとんど行ってなかったわけですから。
この10年、CDを買うこともありましたが開けるのはパソコンに取り込む1回だけだった気がします。
気がつけば本棚がスッキリサッパリです!
この勢いで本も断捨離してるところです。
Amazon Kindleも品揃えが充実してきているので、もう電子書籍で充分です。PrimeやKindle Unlimitedで定額でも読める本や雑誌も増えました。
iPhoneやiPadがあれば、いつでもどこでも、その時の気分で読みたい本を読めるし荷物にもなりません。
そして何より捨てる必要がありません。
Amazon Kindleが続く限り永久にその本を持っておくことができます。
捨てずに取ってあるのものは昔買った雑誌でもう手に入らない物です。それは本当に必要箇所だけ切り取ってファイルしました。楽譜、アーティストや引退したスポーツ選手の全記録保存版など、もう売ってない本です。それでもトータル20冊くらいです。
以前はまだ、紙の本の良さもあると思ってましたが、今はもう紙である必要がありません。
それでも、今後も紙の本や雑誌も買うかもしれませんが、部屋に置くのはせいぜい10冊までにしようと思います。それ以上増えれば捨てます。
もうメインは電子書籍です。
さらにはDVDとBlu-rayも断捨離しました。
AmazonやNetflixなどサブスクで観れる作品も増えました。iTunesやAmazonでは10年くらい前から配信レンタルも400円くらいで当たり前にできますからね。
置いてあるのはアーティストのLIVE Blu-rayです。これは売ってないしネット配信でも観れません。
今後はLIVE映像もサブスク等で配信して欲しいですね。最近、宇多田ヒカルのLIVEがNetflixで配信されましたが、今後増えていくと思ってます。
ネット配信で4K映像やハイレゾ音質が普通になってます。
Blu-rayの時代も終わりましたね。
SONYがnasneの出荷完了しました。発売から7年で完了です。後継機種の予定もありません。テレビも録画して観る時代でなくなったということです。
そして、ここまでくると…
そうです!本棚が必要なくなったのです。
都心のマンションはどこも狭いです。本棚がなければ部屋は広く快適です。
僕の中で断捨離成功です。プラスのみです。
思い出もあり、なかなか気持ちの整理ができない物もありましたが、テクノロジーの進化が後押ししてくれました。
音楽も映像も本も、ネットでデジタルで完結できます。
どうしても思い出があるものは写真を撮っています。それでもその写真を見返すことはあまりない気がします。
断捨離は一度にはできません。
1年前に断捨離した時には取っておいた物が、今年になるともう必要ないかも、と思うようになります。
何回も何回も断捨離することで気持ちの整理ができ、本当に大切なものが見えてきました。
結論として、物ってあまり必要ないなって思いました。
高速通信になりスマホですべてができるこの時代になり、特に感じます。
そして、よく言われることですが、断捨離することで気持ちが未来に向くようになったと思います。
新時代の新生活スタイル、始まりました!!