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【栃木】宇都宮に行ってきた 後編【2015年7月】

どーも、たかしーのです。

昔の写真を整理しながら、過去に行ってきた場所の思い出を書いていきたいと思います!

今回は、2015年宇都宮です。

前編では、変わった餃子を食べまくりましたが、

後編では、暑い夏にピッタリで、しかもすごく幻想的なスポットに行ってきました!


観光したところ

大谷資料館(宇都宮市大谷町)

今回、向かう場所ですが、宇都宮駅西口から立岩行きのバスに乗り向かわないといけないため、

個性的なヨドバシカメラのバスを横目に、猛暑の中、ひたすらバス停でバスを待ち…

まるで、オアシスのようなクーラーのきいたバスに乗り込むこと30分。
資料館前で下車すると、そこに広がっていたのは…

まるで水墨画に出てくるような岩山が立ち並ぶ森の中。

そこを道なりに歩いていくと、目的地「大谷資料館」の案内を発見しました!

その案内に従って通路を歩いていくと、なぜだか外は猛暑のはずなのにその通路だけは、とても涼しく感じられます…。

そんな不思議な体験をしながらも…

いかにもな古い車を横切り、

大谷資料館に到着しました!
よく見ると、その施設の窓には「地下坑内入口」と書かれています!

大谷資料館(おおやしりょうかん)は、栃木県宇都宮市大谷町にある大谷石の採石場跡を資料館にした博物館です。大谷石の採掘の歴史を伝える資料館で、地上部分の資料展示室と地下採掘場跡からなる施設です。

地下採掘場は、大正8年(1919)から昭和61年(1986)にかけて掘り下げられたうちの一部を公開しており、立ち入り可能な最深部は地下約30mにも達します。平均温度は8℃前後でひんやりしており、野球場が一つ入ってしまうほどの大空間です。壁面には手彫りの跡や機械彫りの跡が残っており、その壮大で神秘的な雰囲気から有名アーティストのミュージックビデオやCMの撮影にも使われています。

また、資料館には手堀り時代の道具や機械化・輸送方法の変遷などの資料が展示されており、戦時中は地下の秘密工場、戦後は政府米の貯蔵庫として利用されてきた歴史も紹介されています。現在は、コンサート会場や結婚式会場としても活用されています。

Google AI検索より

ワクワクしながら、大人入場料700円を払い…
※現在は大人800円。

いざ、中へ!

すると、下に降りるにつれて、
冷たい空気が下のほうから上がってきています…

実は、この施設のホームページには、坑内の気温が毎日表示されているのですが、この日の気温はというと…

11℃!
しかも、そこには「※上着をご持参下さい。」との注意書きまで書いてありました!

それもそのはず!
採掘場は、その昔、天然の冷蔵庫として使用されていて、たくさんあまった米をこの場所に保管していたことがあったそうです!

と、いうことは…

先ほど、この施設までの道のりがものすごく涼しかったのは、この坑内の冷気が地上までのぼってきていたためだったんですね〜!

そんな猛暑から解放された通路で進んでいくと、そこで待っていたのは…

まるで地下神殿のような巨大な空間。

天井までの高さはどれくらいあるの?って思うくらいほど高いので、地下なのにもかかわらず、ものすごく広大に感じられます!

ひとしきり写真を撮ったところで、いよいよ地下神殿内部へ…

階段を降りてすぐ見つけたのは、昔採石に利用されていた機械。
博物館よりも、こういった場所でみると、なんだか迫力を感じます!

少し順路を歩くと、大きな岩を発見!
しかし、その先は立ち入り禁止なので、目視で見れるのは、残念ながらここまでようです。

ちなみに、この場所。

かつては、地下軍事工場として使われていたんだそうですが、現在では、B’zのPV撮影に使われたことがあるそうで、時代の変化により、軍事から芸術に使われるようになりました!

PV撮影の他にも、ドラマ・映画などのシーンに使われた場所がたくさん存在するようなので、そういった作品を見てから、聖地巡礼としてここを訪れるのも楽しいかもしれませんね!

変わってこちらは、手の届かないような高い場所に打たれている立杭。
この坑内の位置は、地表上のどのあたりに来ているのかを示しているんだそうです。

順路にそって進んでいくと、

たどり着いたのは教会ゾーンと呼ばれる場所。

なんとも、神秘的な雰囲気を漂わせるこの場所も、映画やドラマなどさまざまなシーンにおいて利用がされています!

神話的な世界観を表現したいときには、もってこいなロケ地ですね!

教会ゾーンをぬけて、さらに奥へ…

昔の人が実際に行っていた手掘りのあとを眺めながら、進んでいくと…

いかにも、エヴァな雰囲気を意識したであろう照明と壁を発見しました!

そう考えると、こちらもなんだかエヴァっぽい!
奥をよく見ると、カヲルくんとかが待っていそうな雰囲気さえします…!

こういう感じの紫色や、

エメラルドの照明もまたいいですね。

このような照明ポイントが他にもいくつもあるため、坑内にある採掘跡のついた壁を、より幻想的に感じさせてくれます!

まだまだつづく地下神殿の旅。

こうしてみると、天井の高さがいかに高いかよくわかるのではないでしょうか?

なお、その突き当たりには…

こうした舞台のような場所もあります!
古代の舞台役者になったような気分になれますよ。

ようやく折り返し!
今度は、坑内の入り口から見て、右側のほうへと進んでいくと…

先ほどの遺跡のような世界観から打って変わって、写真が多く飾られている博物館のような場所へとやってきました!

何が飾られているかというと、過去にこの場所で撮影されたドラマや映画のシーンなどで、これまでの歴史がわかるよう、時系列になって並んでいます!

もしかしたら、意外なものが見つかるかもしれませんよ!

こちらは、ちょっと高台になっている博物館スペースから見た石柱。
照明がいろいろと変わるので、見ていてすごくキレイでした!

逆に、こうした薄暗い感じのところにいくと、

まるで廃墟かと思うくらいのオドロオドロしい写真が撮れたりします。

その他にも…

来るときに涼しいと感じた、坑内の冷気が地上に出て行っているスキマを発見したり…

石をどう積み重ねると耐久性があがるのか検証していた場所を見たりと、魅力的なスポットをたくさん見てきたところで…

再び、入り口の場所まで戻ってきました!
地下ということで狭いのかなと思っていましたが、中は意外と広くて長いこと楽しむことができました!
おそらく1時間弱はいたと思います!

また、ときに湿気が水滴にとなり落ちてくるため、それが顔に的中にし「ひやっ!」っとすることも多々ありましたが、基本的には坑内は涼しく快適で過ごしやすいため、この大谷石地下採掘場跡は、暑い夏に是非とも行っていただきたいオススメスポットだと言い切っていいと思います!

その後、階段をのぼり、また地上へと帰ってきたわけなんですが、猛暑だったことをすっかり忘れていたため、あまりの外の暑さにげんなり…
また、採掘場に戻りたいとさえ、思ったほどでした。

この大谷石地下採掘場跡のある「大谷資料館」ですが…

もちろん資料館というだけあって、

採石の歴史が紐解けるアイテムも、施設内に数多く展示がされています!

近くには、こういった場所を利用した自販機コーナーもあるので、帰ってきたものの、外が暑すぎて水分が欲しい!といったときは、こちらで涼むことができそうです。

おわりに

猛暑の厳しい夏は、クーラーの効いた部屋でのんびりするのもいいですが、こうした天然のクーラー(もとい巨大冷蔵庫)で涼みながら、昔の人が残したものにロマンを感じてみるのも、なかなか良いものですよ。

他にも、ストックしている写真はいくつかあるので、また気ままに書いていきたいなと思います。

それでは!


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