丹羽隆志 / 建築家・デザイナー@ベトナム&日本

一級建築士。ベトナム政府公認建築家。京都芸術大学教授 | 家具、インテリア、建築、橋、…

丹羽隆志 / 建築家・デザイナー@ベトナム&日本

一級建築士。ベトナム政府公認建築家。京都芸術大学教授 | 家具、インテリア、建築、橋、都市計画など、かたちあるものをなんでもデザイン中。丹羽隆志アーキテクツ(Takashi Niwa Architects)主宰。 https://takashiniwa.com/

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丹羽隆志について、これまでの建築プロジェクトで知るnote

丹羽隆志です。建築家としてベトナムと日本を拠点にアジアで活動しています。 「Visualize the Values=価値の見える化、Weaving the Values=複数の価値を織り上げて空間化、Sharing the Values=価値の共有」をテーマに、プロジェクトができる前と後でうかびあがるオリジナルな価値について日々考えデザインしています。たとえば、地域の歴史と文化、敷地の気候と環境、建物の機能と空間、そしてクライアントが作り出す新しい価値。それらが鮮明になる

    • ベトナムに来られる建築インターンの学生さんへ。

       こんにちは。丹羽です。インターンに来られる際に事前に準備することについて、こちらにまとめておきます(建築見学旅行にベトナムにいらっしゃる方にも役立つと思いますので、参考まで公開しています)。 英語でのコミュニケーションについて わたしたちのオフィスには、ベトナム人以外にも日本人、ロシア人、インド人などのスタッフ、インターンがいるため、基本的なコミュニケーションは英語になります。海外で生活したことのあるインターン生さんも多いですが、初めての海外という方も多いので、まずとりあ

      • スタッフとの半年レビューインタビュー|目的と効果

        半年に一度行っているスタッフへのレビューインタビュー。3日間かけて12人のメンバーと話し、無事終わりました。 内容として ・半年間のフィードバック、達成事項 ・その中で見えてきた成長課題 ・今後半年間のターゲット ・そのターゲットのためにできる事務所からのサポート ・給料、待遇 について話し、決定します。 一人30分が目標ですが1時間以上かかることもあります。今回は2時間かけてしまったスタッフもいました。 独立して以来6年間、半年ごとに行ってきたこのレビューインタビュー

        • 魂を揺さぶる芸術指南書『アート・スピリット』

          今日は4月1日。入学、進学、着任の挨拶が飛び交い、新しい環境での活躍にイメージを膨らませている事と思います。 そんなみなさん、特に建築や芸術など創作されるみなさん、自分のビジョンでビジネスを立ち上げるみなさんにおすすめしたい本が『アート・スピリット』。伝説のアートの先生、ロバート・ヘンライの講演録。これでもか、と創作に向かう僕たちのお尻をたたいてくれます。アーティスト、キース・へリングも「この本はぼくの人生をすっかり変えてしまった。ほんとうにそうなんだ。」と語るほど。僕にと

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          25歳の僕がロマンスカーVSEをデザインした建築家、岡部憲明さんのオフィスを選んだ理由

          建築家は建物しか設計しないの?いえいえ、岡部さんほど日本にいる建築家でこんなに何でもデザインしている方はいなかったんです。関西国際空港など巨大なプロジェクトを日本国内外で実現させながら、家具から電車、橋まで何でもデザインする建築家。僕は鉄ちゃんではないけど、当時、走り始めたばかりの小田急ロマンスカーVSEの横面に惚れた。今、写真を見てもかっこいいよね。 同じ一人前になるなら自分の可能性を最大化できるところが良いと思った。仕事はワクワクの連続。先輩方も超優秀。貴重な経験ばかり

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          なぜベトナムの国旗は「ひとつ星」の図柄になったか

          ベトナムで建築家として働きだして早11年。知れば知るほど興味深いベトナム文化の中で、一つ星のデザインの国旗はそのシンプルさゆえに気になるもののひとつでした。どうしてこんなデザインになったか?ベトナム在住者の感じた風景から考えました。(もしよければこちらのnote自己紹介からデザインを手掛けた建物も御覧いただければうれしいです。) ベトナムの国旗の図柄について考えたきっかけハノイに寄ってくださった建築家・吉田晃さんからの差し入れで、PHP文庫『日本史の謎は「地形」で解ける』3

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          Pizza 4P's Phan Ke Binh by Takashi Niwa Architects

          ハノイのピザレストラン Pizza 4P's ファン・ケ・ビン店です。フランスの雰囲気ただよう鋳物をファサードにスクリーンとして用い、街とプライベートな食事スペースを彩りながら距離をとっています。楕円プランでつくられた耐火レンガの壁と階段がピザオーブンへのビューを楽しみながら立体的に人々を誘う移動動線として機能しています。楕円はランドスケープまで伸び、庭と一体となったダイニングスペースをつくります。

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