シンプルでプレーンな外壁にするには?
いろんな色が並んでいて、パッチワークみたいです(笑)
こちら。
外壁素材の一つで、窯業系サイディングといいます。
セメントに繊維質を混ぜて、板状に形成したもので、家の外壁で、とてもよく採用されています。
板状にする際に、いろんな型押しをするので、タイルや木目の色柄、凹凸をつけることができて、いろんな表情を作り出せています。
家を見てると、木目の外壁があったりしますが、その多くは、この窯業系サイディングだったりします。
コスパがよくて、しかも、板の対候性や防汚性がよかったりします。
ただ、板と板のつなぎ目に使うコーキングの劣化が気になるところ。
その辺は、いろいろ改良されては来ていますが。。
詳しい話は、また後日としましょう。
昨日、この外壁材のショールームへ、お客様と行ってセレクトしてきました。
そのお客様が求めていたのは、プレーンな感じ。
もともと、ミニマルでスッキリとしたデザインが御好みなんです。
なので、タイル柄や木目柄といった、凹凸のある感じは御好みではありません。
そんな中でも、目を惹いたのが、一枚目の写真のフラットなタイプ。
表面の光沢や目地の幅でいくつか種類があったりします。
お客様と話題になったのは、この目地。
そもそもですが、板状のものを同じ面で張っていくと、板と板のつなぎ目が出てきますよね。
先ほど、お伝えした通り、通常、10mm幅のコーキングでラインができてしまいます。
横目の柄を採用する場合、その柄が縦ラインで切れてしまいますよね。
なので、建物の幅にもよりますが、縦の目地が1本以上出てきます。
そのラインって、避けようがないんです。
(一部商品で目地幅を小さくできるものもありますが)
そこで。
その目地を隠すのではなく、デザインとして見せてしまおうという発想だってあり得ます。
それば、一枚目のサイディングなんです。
そのプレーンさが、お客様には、グッと来たようです。
前向きに検討するとのこと。
どんな外観になるのか。楽しみですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?