p019.SDGsとCSRの違いについて
今から約20年前。
私が大学を出て、夢見るフリーター生活を送っていた時。
たまたま、サークルの掲示板に「朗読ボランティア」的な書き込みがありました。
視覚障害者に本を読んで伝えるという「音訳」というジャンルがあって、その雑誌版をネット配信しよう、というプロジェクトの読み手のボランティアでした。
パソコンが得意だった私は、いつしか、読むほうではなく、録って編集してHTML編集してサーバーにアップロードする、というアルバイターになっていました。
そのプロジェクトを実行していたのが、公益社団法人日本フィランソロピー協会というところでした。
CSRの推進や企業に対してのコンサルティングをされていたので、私もCSRのセミナーをお手伝いさせていただいたり、セミナーで話を聞いたりもしてました。
まあ、そこまで社会課題に対しての意識高かったわけではなかったので、ほんと、たまたま触れてた、という感じ。
なので、SDGsを知った時に考えたのが、
CSRとSDGsって、何がちがうんだろ?
ってこと。
今回、SDGsを勉強する上で、改めて調べてみました。
実はそういうnoteも見つけました。
たしかに考え方はそうなのかもなー、と思うんだけど、なんか難しい書き方でよくわかりませんでしたw
シンプルじゃない⇒本質じゃない?
で、いろいろ探して見つけたのがこれ。
「社会の持続性」という言葉を聞くとSDGsもCSRも同じようなものに見えますが、決定的な違いがあります。
それは、CSRがいわば「社会をよくするためのボランティア」なのに対し、SDGsは「ビジネスを用いて社会をよくしよう」という考え方です。
一番腑に落ちたのはここ。
ビジネスという軸で考えて、主語を企業としてみると・・・
CSR⇒会社はビジネスで稼いだお金をつかって社会貢献する。
SDGs⇒会社はビジネスで社会貢献する。
CSRは、ビジネスはビジネス。社会貢献は社会貢献。別の部署。たしかに、日本フィランソロピー協会いた時、会社の担当者さんは、CSR事業部ってところに所属してた。ビジネスとは別に部署あったよな~と。(もちろんCSR推進室という会社もあったけど)
一方、SDGsは、会社全体で取り組むものなので、SDGs推進室はありそうだけど、SDGs事業部ってのはなさそう(ある会社は勘違いしてる?)
また、先ほどの定義をみると、
CSRは、ビジネス⇒収益⇒社会貢献
だったのが、
SDGsは、ビジネス⇒社会貢献
と、企業活動とダイレクトにつながっている・・・。
企業のパワーが社会貢献に伝わる割合が強そう。
だから、SDGsを推進する必要があるんだな、と思いました。
もちろん、CSRが悪いわけではないし、これも一つの方法。
実際、CSRのおかげで、NGOやNPOに活動資金が流れ、社会貢献意識や社会貢献活動スキルの高い団体によって、課題解決を進めることができます!
これもよし!
まあ、ざっくりまとめてしまったので、細かい部分での理解は及んでいないかもしれませんが、自分的にはすっきり。(少なくとも、同様の質問に答えるときに、私はこう考えている、というのは答えられる👍)
というわけで、SDGsとCSRの違いは?については、こうまとめました。
CSR⇒会社はビジネスで稼いだお金をつかって社会貢献する。
SDGs⇒会社はビジネスで社会貢献する。
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