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zoomのブレイクアウトルームで3人グループになったとき、会話で気まずくならない5つのコツを教えてもらった

はじめに

先日、私は林原琢磨さん(以下:たくまくん)が主催するコミュニティの朝シェア会に参加しました。

朝シェア会では、参加者がそれぞれの悩みや課題、感じたことについて話し、ほかの参加者からフィードバックをもらいます。その中で、私はズームでの3人組の会話に悩んでいることを打ち明けました。

自分の番になると、うまく話せなくなってしまう。話题が続かず、沈黙が続くと気まずくなる。そんな経験は、ズームを使ったことがある人なら誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか。オンライン上でのコミュニケーションには、リアルな会話とは違った難しさがありますよね。

朝シェア会で自分の悩みを共有してみると、他の参加者からも同じような経験談を聴くことができました。それと同時に、具体的なアドバイスもいただきました。

それらをもとに、私なりにズーム3人組の会話について考えてみたいと思います。

3人組の会話で気まずくなる理由

ズームなどのオンラインツールを使った3人組の会話が気まずくなる理由として、私は大きく分けて3つあると思っています。

会話の流れが1対1対1になりがち

1対1であれば、自然と話し手と聞き手に分かれるので、話したから次は聞く、という流れが自然にできます。

でも3人だと、1人が話して2人が聞くという構図になった後、次はどうする?という感じになりやすく、次に誰が話すのかがわかりづらくなります。

3人だと、まるで諸葛亮孔明の天下三分の計のように、三すくみの状況になりやすいです。誰かが話し始めるのを待っている間、会話が止まってしまい、どうしたらいいかわからなくなってしまうのです。

そもそも最初に誰が話すのかというところで様子を見てしまい、誰も仕切らないな、というときに、どうしよう?と思ってしまいます。

ズーム上では情報量が限られている

リアルな会話では、相手の表情や仕草、声のトーンなどから多くの情報を得られます。

しかし、ズームではそれらが制限され、画面しか見えません。相手の反応を読み取りづらくなるのです。なので、余計にどう動けばいいかわからないなと思ってしまいます。

沈黙が続くと自分の存在意義を見失ってしまう

対面での会話なら、多少の沈黙があっても、その場の雰囲気を共有で来ているので、沈黙を共有している感があります。

でも、ズーム上で沈黙が続くと、自分一人でその沈黙を抱えているようになり、対面での沈黙以上に、何か話さなきゃという焦りが生まれ、かえって自然な会話ができなくなってしまいます。


こうした理由から、ズームでの3人組の会話は気まずくなりやすいなと感じています。じゃあ、どうすればこの気まずさを解消できるのでしょうか。

朝シェア会で教えてもらった5つのコツ

そこで、朝シェア会で他の参加者から教えていただいたアドバイスをもとに、ズームでの3人組の会話を円滑に進めるためのコツを5つにまとめました。

3秒待って、誰も話さなかったら自分が話す

「誰も話し始めない場合は、自分が話し始める。3秒ルールを意識してみるといいですよ。」と教えてもらいました。

誰も話し始めない状況が続いたら、自分から話し始めることが大切です。

最初は勇気がいるかもしれませんが、誰かが話し始めれば、他の人も話しやすくなります。それは相手も同じだということに気づきました。

その時、3秒ぐらいと時間を決めておくことで、自分が動くきっかけになる点はすぐにでも使えそうだなと思いました。

会話の目的を意識し、話題を提供する

「ワークや課題がある場合は、それに沿って進行役になるのがポイントですよ」と教えてもらいました。

会話の目的を意識することが大切。特にワークや課題に取り組む場合は、それに沿って話を進行させていく。自分が進行役になるつもりで、話题を提供していく。

そういう点では、自分は受け身になりすぎてたなーと思いました。

また、雑談の時で迷ったとき、今までは「どうしようどうしよう」とアップアップしてましたが、雑談の中にある会話の目的を見つけて、目的にあった話題を提供していきたいなと思いました。

他の参加者の様子を観察し、話しやすい雰囲気を作る

「相手の表情や反応を見て、話し始めるタイミングを計ったり、大きめの相槌でリアクションしたりすると良いですね。あと、ズームの画面を生かして、話したいときは画面に近づいて体を大きく見せる、聞きたいときやちょっと考えたいときは画面から離れて体を小さくする、ということもやってます」と教えてもらいました。

ほかの参加者が話しているときに、相手が話しやすい雰囲気を作る。そのために、こちらがどんなリアクションを取るかは大事だなと思いました。

とくに、画面を使って身体の大小を表現するのは、今度試してみたいなと思う面白いアイデアだなと思いました。

それに、相手が話しやすくなって、どんどん話をしてくれれば、私が話をする時間が減って、より場の雰囲気を見れるようになりますしね。(この流れになれば私は得意)

得意な場に持っていくにも、この方法は有効だなと思いました。

確認や質問を口に出して、会話を円滑に進める

「『今どんな感じでしたっけ?』と状況を確認したり、『これでよかったですか?』と相手の意見を聞いてみるのがおすすめです。」と教えてもらいました。

どうしたらいいかわからないときに、あえて、状況確認する質問をすることで、会話を動かすというのはアリだなと思いました。

会話が始まったら、『これでいいのかな?』『どうしたらいいんだろう?』と思ったことを、そのまま口に出してみること。

オンラインでのコミュニケーションだからこそ、確認や質問を口に出すことで、会話を円滑に進められるのだと気づきました。

会話が始まったら、柔軟に対応する

「話したい人がいれば、その人に任せてみる。まとめが必要な場面では、自分がその役割を買って出ることも大切ですよ。」と教えてもらいました。

会話の流れは、常に一定とは限りません。話したい人が現れたら、その人に任せてみましょう。もし、だれもいなかったら、私が話したい人になりきって動いてみるというのもアリだなと思いました。

もし、誰も話し始めないようであれば、自分が話題を提供する役割を担ってみようと思います。(だって、だれも話す人がいなかったら、話してくれる人がいると助かるわけですし。)

そのまま話が続くようであれば、その流れに乗って会話を進めていけばいいし、他の参加者の反応を見て、ほかに話したい人が出てきたら渡せばいいし、そんな感じで対応していきたいなと思います。

同様にまとめが必要な場面で、どうしたらいいかわからない場合は、自分がその役割を買って出ることも大切だなと思いました。

その時々で求められる対応は変わるので、柔軟に切り替えていくのは難しいですが、事前に考えておけば、そういう場面に出くわしたときに動けそうだなと思いました。

これらのコツを実践することで、ズームでの3人組の会話をより円滑に進められるようになるなと思いました。

特に、自分から話し始める勇気を持つことと、他の参加者の様子をよく観察することは特に重要だと感じました。

コミュニケーション力とファシリテーション力

これらの話を聞いた後、コミュニティー主催者のたくまくんから、講座でも取り上げたので、アーカイブと資料を見て置いてください、というアドバイスをもらいました。

たくまくんは、エレメンツコードという性格診断ツールの開発者であり、人の性格を4つの属性(火、風、水、地)に分類し、それぞれの属性に合ったコミュニケーションの取り方を研究されています。

私はちょうどこの回の講座を受講できませんでした。ちょうど友人の結婚式と重なってしまったのです。

そういえば、講座のアーカイブ動画も、今回の課題を持ってみたわけではなかったので、改めてじっくり見直そうと思っています。

おわりに

ズームを使った3人組の会話には苦手意識を持っていましたが、朝シェア会で他の参加者から教えてもらったコツを次のミーティングに活かしたいと思います。これがあれば、次はもう少しキョドリ度を減らして、議論の内容に集中できると思います。

以上が、私がズーム3人組の会話で感じた悩みと学びをまとめた記事になります。朝シェア会で教えてもらったことを起点に、私なりの考えを述べさせていただきました。

もし、この記事を読んで同じように悩んでいる人がいたら、ぜひ一緒に成長していけたらいいなと思いますし、誰かのヒントになれば幸いです。

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