見出し画像

Yahoo!広告とLINE広告(旧LAP):デジタル広告チャネルの選定方法についてvol.4

インターネット広告に関する説明の続きを行います。

これまでGoogleとFacebook(Instagram)広告について説明をしてきました。

本日はYahoo!とLINE広告についてお話をいたします。

Yahoo!広告について

Yahoo!広告はGoogle広告と似ています。Yahoo!にあるものはGoogleにあると思っておいてください。

ただし、管理画面の使い方から最適化の方法まで大きく異なるので両方を使いこなすのは難易度が高いです。

Yahoo!は検索広告とディスプレイ広告の2つが主です。2つの広告について説明していきます。

出典:ヤフー株式会社:公式ラーニングポータル


検索広告

Googleと基本原理は同じですが、検索ボリュームがGoogleよりも少ないです。
また入稿についても手動要素が比較的多く、こまめにチェックしてチューニングすることが求められます。

特に入札単価の調整が必要で、この調整が大きく成果を左右することがあります。

Yahoo!はGoogleでは参入しているプレイヤーがいない可能性もあるため、Googleでは無理だと思ってもYahoo!では意外といけることがあります。

これは公式データではなく私の体感ですが、Yahoo!は中高年層が多く、見知らぬ定期通販ブランドでも買ってくれる確率が少し高いのではと考えています。

初見の知らない、どこがやってるかも分からないブランドを売るのは難しいのですがYahoo!だとそれができる可能性がやや高まる印象です。

それでもボリュームが決して多くないので注意する必要があります。Googleでコンバージョン率やクリック率が高かった文言がYahoo!で受け入れられるか分からないので注意しながらやっていきましょう。

ディスプレイ広告

以前はYDNと呼ばれていましたが現在はYDAと呼ばれるようになり、マイナーチェンジしました。

ディスプレイ広告もGoogleと基本的に同じ原理ですが、Googleの方が露出先が多いので使用できる面が少ないのがYahoo!です。

YDAについてはYahoo!にモバイルでアクセスしてみて、どのような広告が表示されいるか見てみましょう。

そしてYDAの大きなメリットは、LINEに広告配信ができるようになった点です。

LINEはこれまで旧LAP、現在はLINE広告によってのみ配信できましたが、Yahoo!のプラットフォームからも配信できるようになりました。Yahoo!とLINEは同じZホールディングスということもあって連携ができているのでしょう。

YDAによって配信するLINE広告面はこれから可能性を秘めているので早いうちに利用していくと可能性があるかもしれません。

LINE広告

出典:LINE株式会社:LINE FOR BUSINESS

従来はLAPと呼ばれていましたが、現在はLINE広告です。

Yahoo!と同様ですがLINE広告は審査が厳しいプラットフォームの1つです。

LINE広告が審査を厳格にして、FacebookやGoogleで配信されている違法広告をある程度駆逐しており、ユーザーにとって信頼できるプラットフォームといえます。

自動ではなく手動でチェックしている部分が多く、真っ当に勝負している業者にとっては良いでしょう。

LINE広告も動画も画像も入稿してCTRをチェックしたうえで、予算を増加していきましょう。

最初はコンバージョンがなかなかしないかもしれませんが、CTRを地道に改善していくことである程度CVRがでてきます。

最適化が進むくらいコンバージョンがとれはじめたときに、CPAが悪かったら大幅な改善は見込めないので撤退してもよいでしょう。

LINEは広告プラットフォームとしては新しいので様々試行錯誤していくことをおすすめします。

本日はLINEとYahoo!についてお話いたしました。次回は残りの広告プラットフォームについて説明します。




マーケティングやEC、D2Cに関する情報を発信しています。
よろしければTwitternoteのフォローをお願いいたします。
記事への「スキ」も励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?