見出し画像

東南アジアでスタートアップをやる理由

Saya telah berhasil mendirikan perusahaan di Singapura. 
Ini adalah awal dari tantangan untuk saya. Jadi saya akan menuliskan tentang tekad dan pemikiran saya saat ini

あっインドネシア語でした… 

改めて日本語で!
なんとかシンガポールに会社が設立できました。

僕にとって新しい挑戦がスタートするので、改めて覚悟と今の思いについて書こうと思います。

東南アジアで起業を決めたのは昨年だったのですが、短期間で色々なイベントが発生してしまい少し創業がズレてしまいました。

久しぶりにブログ書くのでここ半年間ぐらいの報告を軽くまとめてみました。

8月:インドネシア人の彼女と両家の顔合わせ直前に妊娠発覚

いわゆる、できちゃったってやつです。「嫁の心の準備が出来てなかった」「インドネシアではできちゃった婚は一般的によくない」「妊娠中のホルモンバランスの変化」で、事態は最悪な状況でしたが、なんとかこの危機をで乗り越えました。

9月:両家の親にはステルスで両家の顔合わせを行う

妊娠の事は隠し両家の顔合わせをしましたが、僕の両親は僕の今までの人生に思う事もあり、涙をこらえられなくなり、僕ももらい泣きをしたのを覚えています。

実は僕の両親が35年前にハネムーンで行ったのがシンガポールで、その場所に旅行に連れて行き、結婚の報告ができたことで、ことは僕もようやく親孝行が少しできたのかなと感じました。

10月:落ち着いて両家の親に妊娠報告を行う

いよいよ妊娠を報告します。初めに僕の両親に話しましたが、初孫がようやく見られる事もありとても喜んでいました。嫁の両親に伝えに行くときにはインドネシアではできちゃった結婚がよくない事もあり、感情的にならないように事情を理解してくれていた嫁のお姉ちゃんにも一緒に来てもらいました。冗談なのかお父さんに殴られる可能性があるからメガネを外しておけとか脅すわけです。実際は冗談ではなかったと思いますが。

実際は嫁の両親に伝えた時も何も事は起こらず、親戚を心配させたり、嫁に負担がかからないように、嫁のお腹が大きくなる前に結婚式を済ませるように伝えられ無事を終えました。

12月:インドネシアで結婚する為にクリスチャンに入信する

インドネシアで結婚するには宗教婚と民事婚をする必要があるため、宗教を考慮しなくてはなりません。前提として結婚当事者は同じ宗教である必要があります。宗教を改宗するのに代理店など挟んで1日で行う事もあるみたいですが、僕は真面目に毎週、協会に通い聖書の勉強をして無事にキリスト教に入信することができました。

思えば高校生時代にシアトルに留学をしていた学校もクリスチャンだったので何かクリスチャンに縁があるのかもしれませんね。

1月:無事にインドネシアで宗教婚と民事婚

無事キリスト教に入信をしてすぐ結婚式です。急な結婚だったこともあり、身内と一部の友人のみでこじんまり結婚式を行いました。日本とは違いコンテンツ盛りだくさんなインドネシアの結婚式では約2時間以上の涙ながらの演出を行います。冷静を保っていたのですが、流石に僕も込み上げてくるものがあり、結婚式の当日は涙をこぼしました。

4月:インドネシアと日本とハーフの息子誕生

そんな中、お腹の子どもはすくすくと大きくなっていきます。無事に結婚式を終えて出産までの日々は不安と楽しみが混ざり合った毎日でした。その時の感情をうまく表現したいのですが、初めての結婚、初めての国際結婚、妊娠、出産と何もかもが初めてだったので、必死だったので、何が起きていたのかうまく表現することができないのが正直なところです。

子どもがただただ無事に産まれてくるのを祈って過ごしてましたが、予定日が少し過ぎても生まれてきてくれません。結果として、医師との相談の上、陣痛促進剤を使うことになり嫁は20時間もの陣痛を耐えて、2019年4月7日の深夜に和弦(カイト)が誕生しました。

ちょー可愛い!

3ヶ月と半月の写真です。

実はこのバタバタした期間に創業準備を同時並行で進めています。身重な嫁に起業を伝えるのは少し申し訳なかったのですが、大きなお腹で「いいよ!大丈夫!頑張って!」と返事をしてくれた事には何度感謝しても感謝尽くせません。本音はわかりませんが、普通は少しは不安になるものだと思いますが、そんな素振りは一切見せませんでした。

こんな感じでバタバタしておりましたが、引き続き?いや、嫁と子供もいますし一生ですね。

インドネシアを中心に東南アジアで挑戦していきます!

東南アジアのスタートアップ マーケットについて

約6年間で見る東南アジアは世界の中でも東南アジアは経済成長、人口増加などポテンシャルが高いマーケットです。

最近ではSoftBankがGrabを通じてインドネシアのデジタルインフラ発展に約2,200億円を投資するなんてニュースもありました。

また、スタートアップも盛んでGoJekやTokopediaなどのユニコーン企業も出てきています。一方でユニコーン企業が巨額資本で参入してくる事もあり、撤退やクローズするスタートアップ企業も非常に多いです。

要因はやはり現地を知りどれだけマーケットインできて、ローカルに入り込めるかだと思います。

過去を遡るとインドネシアではUber、GoJek、Grabなどの配車アプリ戦争がありましたが、Uberは当時、現金支払いが出来ない状況でした。当然、インドネシアのユーザーは銀行口座の保有率の低さから、デビットカードやクレジットカードを持っていない為、ユーザーはGoJekとGrabにユーザーが流れたと記憶しています。

あまりメディアでは伝えられてなかったのかもしれませんが、現地でひしひしと感じるのは、どれだけローカルに入り込み、巻き込めるのか?これは凄く重要なポイントになると思うと同時に、よりもっとこのダイナミズムの中に自分の力で入って行きたいと思うようになりました。

次に今回スタートアップを創業しプロダクトをローンチしようとしている背景をお話できればと思います。背景としては大きく2つあります。

プロダクトをスタートするきっかけをお話できればと思います。背景としては大きく2つあります。

デジタルメディアが不足している

今後、東南アジアの中間層の増加と共に必要とされるコンテンツ領域ですが、東南アジアではまだ専門性の高いメディアが多くありません。

例えば、金融比較サイトだとクレジットカードやローンなどの比較やランキングなどのいわゆる王道コンテンツはありますが、お金 X ライフスタイルに合わせたコンテンツは少ないです。「両親が入院して急にお金が必要になった」それに対して「どこから医療費が借りれるのか?」「医療費を借りるのに何か必要なのか?」「どんな保険を適用できるのか?」など総合的なコンテンツがまだまだ足りてないのです。

ユーザーのリテラシーの低さ

東南アジアのユーザーはまだリテラシーが低く、サービス提供側とユーザー側にミスマッチが存在しています。

実際にスタートに先がけて専門性があるメディアでテストマーケティングを行ったところユーザーの反応は大きく2つに分かれました。

1)自ら欲しいアイテム/サービスを探す
2)何をしていいのか?がわからずとりあえずチャットで聞く

サイトに内容の記載があるのにも関わらずユーザーのリテラシーが低く「何をしていいのかわからない。」ユーザーの行動は全体の約50%以上もありました。

これはテストマーケティングの反応だけではなく、実際に東南アジアで生活をしていても感ていることで、東南アジアではスタートアップが盛んで色々なサービスがリリースされていますが、機能を理解をしてうまく使いこなせてるユーザーはまだまだ少ないのかもしれません。

実際に東南アジアのほとんどのEコマースサイトにはチャットが設置され、セラー側とコンタクトを取ることができます。日本ではあまり見ませんよね。その他にも最近注目されているFintech領域ではP2Pレンディングなどの問題で、大きな債務を抱えて、返せない事で追い詰められてしまうようなことも問題になっています。

ちなみに信用スコアはインドネシア銀行から調べることが可能です。

リリースするプロダクトについて

今までβ版で運用を行っていましたが、現在は東南アジアで展開するプロダクトの正式リリースの準備をしている最中です。

どのようなプロダクトなのか?を簡単に説明するとバーティカルメディア x スキルシェアを掛け合わせたようなプロダクトになります。

具体的にどういった機能や構成を盛り込むのかは徹底的にこだわり尽くしてやっています。今はまだ公表できませんが、正式にリリースした際には改めてお知らせします。

途上国である東南アジアでよく課題として挙げられるのが「教育」です。僕らのプロダクトを通じてリテラシーを向上させ、個人が持つ知識や経験を最大限に流通させ、それに還元し、生活を豊かにするマーケットプレイスを目指しています。

知識 → 経験 → 知恵
グッドサイクル

実は知恵がたくさん生まれるようにと思いを込めて会社名もWISE EGGにしました。

実際に体験して得た知恵は、それを必要としてくれる人にとって、実は何よりも価値が高くなります。これから働いてくれるメンバーにもWISE EGGの成長を通して、多くの体験をし、裏付けのある知恵をたくさん身につけていって欲しいと思っています。世界を広げれば、あなたの市場価値は必ず上がります。体験することを恐れず、自分自身の能力を開放させていける人材が溢れる組織を目指しています。

そんな背景から専門性 x デジタルメディア x コミュニケーション x 丁寧なUX設計をうまく融合させた領域が、巨大資本が渦巻く東南アジアで、インターネット先進国を早い段階で経験している日本人が勝ちきれる領域だと確信しています。

ビジョン

世の中のあらゆる知識と経験をアセット化する

ミッション

個人が持つ知識や経験を最大限に流通させ、それに還元し、生活を豊かにするマーケットプレイスを構築する

バリュー

Respect - 尊重する
Borderless - 垣根をなくす
Perceptive - 本質を突き止める
Empowerment - 能力を開花させる
Curious - 好奇心を持つ 

今後に関して

現在はタイでも法人の登記を進めている最中です。その後、インドネシア、マレーシア、ベトナムなど東南アジアを中心に展開する予定です。一緒にチャレンジしてくれる方を募集しています。

フロントエンドエンジニアhttps://hellowiseegg.freshteam.com/jobs/OXdI6WGH0Ns8/

サーバーサイドエンジニア
https://hellowiseegg.freshteam.com/jobs/Av4OvrmE93Hg/

エンジニアインターンシップ
https://hellowiseegg.freshteam.com/jobs/ykZSRQrgZxO-/

興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください!ご連絡は以下のメールアドレスや僕のソーシャルメディアでも構いません!よろしくお願いいたします!

Facebookはこちら
Twitterはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?