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村をまるごと味わう手づくり収穫祭「おっきん椋川」

いつもは静かな山里に「農家の軒先がお店として賑わう収穫祭がある」と聞いて事務局でもあり「おっきん椋川」実行委員会の委員長でもある 是永宙(これなが ひろし)さんに、お話を伺ってきました。

お話を伺った是永宙さん

収穫祭のある椋川地区は、昔から変わらない里の美しい景色が自慢の地域。令和2年には、ふるさとづくり大賞に選ばれたそうです。明治12年に建てられた茅葺屋根の農家を改修した「高島市都市農村交流施設 おっきん椋川交流館」(通称、おっきん椋川交流館)は、都市農村交流施設として「結いの里・椋川」によって、指定管理されています。

おっきん椋川交流館
かまどごはん体験やみそ作り体験ができる
わら細工作り体験

「地域に人を呼んで朝市のようなことがしたい」

村の人からの声をきっかけに、はじめは国道沿いで軽トラ市を始めました。

そこから、村の中に入ってもらうため手作りマップを作り、村の中を散策してもらう企画や家の前でふるまいを。これが2004年、第1回となる「手づくり収穫祭 おっきん椋川」の始まりとなりました。

2013年は台風の被害を受け開催中止も検討する中、お客さんから心配の声や応援の声をいただいたことで、村の人たちも元気をもらい開催することを決めました。知り合いが知り合いを呼び、現在では1200人もの人が県内外から訪れます。

『年に一度会える楽しみが、いつの間にか「来年もおっきんで会いましょう」が合言葉になっているのは嬉しいですね。』と、是永さんは、笑顔で語って下さいました。

11月19日(日)には第20回おっきん椋川が、開催されます。秋色の山里を歩きながら地元の方と交流し、自慢の料理や手仕事品を楽しんでいただけます。

「おっきん」とは椋川地域の言葉で「ありがとう」という意味。この交流を通して、「おっきん」の輪がもっともっと広がるといいなと思います。ぜひ椋川に会いに来てください。

取材:石倉 怜菜 編集:田中 可奈子

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